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学科トピックス

社会福祉学科4年生がものみりょくプロジェクトで最終報告会

2023年03月14日 社会福祉学科

この春卒業する社会福祉学科4年の自主ゼミメンバー6名が、3年間活動してきた物見地区(津山市加茂町物見)で報告会&グループワークを行いました。

2023年3月4日(土曜)10時から開始した報告会には、物見地区の住民22名と、津山市社会福祉協議会・地域包括支援センターの職員が参加してくださいました。

 

報告会の様子  報告会の様子

 

「ものみりょくプロジェクト」とは平成23年加茂町物見地区において『年代を超えてすべての住民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる物見をつくりたい』という思いで発足したプロジェクトで、現在の学生が6代目になります。

2018年度に地区の皆様と4代目(2019年3月卒業生)が、一緒に「輝くみらい!ものみりょく計画(2019-2023)」を策定しました。この計画が来年度最終年になることから、2022年6月に中学生以上の全住民を対象に生活に対するアンケート調査を行いました。

 

アンケートの結果、

・人口は減っているが、高齢化率は前回調査よりも下がり、60歳代―70歳代が最も多い。

・関心や抱える課題として「移動手段」「防災」「広報活動」「雪」の4つがある。

などが判明し、このアンケート結果を「ものみりょく計画」に基づき振り返って報告を行いました。

 

その後、グループに分かれて地区ごとに4つの課題を話し合いました。

全体としては、今あることやできていることを継続することが大切という意見が多く上がりました。そして、今後もプロジェクトを継続したい・していくという意見でまとまりました。

 

報告会の様子  報告会の様子

 

最後に3年間、物見に携わったお礼を学生から述べ、物見のみなさんから手作りの花束をいただきました。

リーダーの田代真唯さん(高知西高校出身)は、「最初は皆さんの顔も、地区の場所も分かりませんでしたが、何度も通ううちに、少しずつ顔と名前をお互い呼び合えるようになり、嬉しかったです」、沖縄出身の波平瑞稀さん(普天間高校出身)は、「物見に来て雪を初めて見ました。うらやましいと思いましたが、雪の中での生活の大変さもよく分かりました」と感想を伝えました。最後に副リーダーの新城朋依さん(宇和島東高校出身)が「卒業後は愛媛に帰って社会福祉協議会に就職します。物見で学んだことをこれからの仕事に役立てていきます、ありがとうございました」とお礼のあいさつをしました。

コロナ禍で十分な活動はできませんでしたが、学生たちはそれぞれ成長したことを実感していました。

 

報告会の様子  報告会の様子

 

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