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学科トピックス

「きんちゃい みまさかれっじ」を開催~社会福祉学科~

2020年11月29日 社会福祉学科

11月1日(日曜)と11月22日(日曜)の2日間、知的障がいのある方へのオープンカレッジ「きんちゃい みまさかれっじ」を本学にて開催しました。

 

「きんちゃい みまさかれっじ」とは、学習の機会の少ない知的障がいのある方を大学に招いて講義を受けてもらう活動です。2015年から先輩たちが始め、毎年開催しています。

障がい者福祉を学んでいる社会福祉学科の薬師寺明子准教授のゼミ生が、知的障がいのある方が大学で講義を受け、そこで得た知識や経験をこれからの生活に活かしてもらうことを目的に実施しています。

今回は延べ9名の方が参加しました。

 

講義の様子

 

 

  • 11月1日(日曜)

1限目は本学児童学科の安田純教授が「心理学」について講義を行いました。テーマは「錯視」で、参加者は様々な画像をみて、どう見えるか、何が見えるか、意見を出し合いながら楽しく学びました。

 

安田先生講義の様子

 

 

2限目は美作市社会福祉課の専任手話通訳者である宮原裕美子先生が「コミュニケーション学」について講義を行いました。テーマは「手話」で、参加者は自分の名前や挨拶などを手話で学び、実際に自己紹介を行いました。また、講義の最後には手話で「パプリカ」を歌い、参加者とスタッフ全員で盛り上がりました。

 

宮原先生講義の様子

 

 

 

  • 11月22日(日曜)

3限目は、本学栄養学科の桑守正範教授が「食品学」について講義を行いました。テーマは「安全な食品」で、「食品とは、必要な栄養素を含み、かつ安全で入手可能(極端に高価ではない)であることが必要です。」と強調し、「食品を乾燥、冷凍、発酵させるなどして、腐敗の原因となる菌の増殖を抑えると、添加物を使用しなくても安全に保存ができます。」と説明しました。

 

講義の様子

 

4限目は、本学図書館司書の二宮敦先生が、「美作大学図書館利用ガイダンス」を行いました。

図書館の概要や利用方法、図書の並び方の説明から始まり、館内ツアーでは、実際に本を探す演習を行いました。

参加者は学生のサポートを受けながら、熱心に話を聞いていました。

 

講義の様子

 

 

【サポートを行った学生の感想】

 

この度は自分も参加者の気持ちでサポートをし、一緒に様々なことを学ぶことができました。参加者の方からは「楽しく、講義内容も良かった」との言葉をいただき、とても嬉しく思います。

土屋優紀さん(社会福祉学科3年/島根県トリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校出身(編入生))

 

 

サポーターとして障がいのある方と交流をすることで、今大学で学んでいる知識がさらに深まり、より実践的な学びとなりました。

中野朱里さん(社会福祉学科3年/高知県幡多農業高校出身)

 

【参加者の感想】

学生と一緒に勉強するのが楽しく思います。このような機会があって良かったです。

 

3.すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに

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