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学科トピックス

「リカイヒロメタインジャー」が美作市で出張公演、障がい理解を広める

2022年12月13日 社会福祉学科

11月13日(日曜)、大学社会福祉学科の学生で構成される「美作福祉部隊リカイヒロメタインジャー」(以下リカヒロ)が、作東長寿センター(美作市江見)で、障がい理解を広める創作劇やグループワークを行いました。

 

劇の様子

 

この度は、美作市社会福祉協議会が主催する「障がい理解を広めるボランティアさん養成講座」の講師として依頼が来ました。

この講座は、障がいのある人が暮らしやすい地域を作るため、市内の小・中学校の児童や生徒に向けて障がい理解と啓発を推進し、福祉教育を進めていくボランティアを増やすことを目的とし開催されました。

 

劇の様子

 

リカヒロとは、「障がいがあってもええがん」をモットーに、オリジナルの歌や劇、疑似体験を通して、障がいを理解し支援の輪を広げることを目的として活動しているプロジェクトチームです。

2006年に社会福祉学科 薬師寺明子准教授と学生によって結成され、以降、地元や県内外の小学校・中学校・高校や福祉フォーラムなどから多数の依頼があり公演を行っています。

コロナ禍になってからは対外的な活動ができていませんでしたが、この度約3年ぶりに外部で公演を行う事になりました。

 

劇の様子  劇の様子

 

まず午前の部では、小学校を舞台に不思議な行動をする友達について理解をしていく劇「ええがん」を行いました。

次に、「じゃけじゃけ共和国へ入国してみよう」では、「じゃけ語」しか話せない王妃とのやり取りを通じて、言葉が通じない人の気持ちの体験、ペットボトルを使用したシングルフォーカス体験、軍手をはめて折り紙を折り、支援される側の気持ちを理解するなどの疑似体験を行いました。

 

疑似体験の様子  疑似体験の様子

 

 

午後の部では、学生が参加とグループになり、今後の啓発活動等についての意見交換を行いました。

 

 

  • リカヒロメンバーの石川紗妃さん(社会福祉学科4年/愛媛県南宇和高校出身)

「美作市のリカヒロの公演は、私たち4年生にとっては、約3年ぶりの地域に出向いての公演になり、3年生以下にとっては、地域に出向いて行う公演は初めてでした。そのため、公演前は緊張でいっぱいでした。公演をしてみると、見て下さった方の反応が良く、全力で楽しむことが出来ました。公演後のアンケートでは、『分かりやすい』『面白かった』という回答が多くあり、分かりやすく障害理解を伝えることが出来たと実感しました。コロナ禍で厳しい状況ではありますが、今後も地域に出向いて障害理解を広めて行きたいと思います」

 

 

 

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