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学科トピックス

社会福祉士学科有岡ゼミ“みんなの田んぼ”で脱穀!

2022年10月12日 社会福祉学科

10月8日(土曜)、大学社会福祉学科有岡道博准教授ゼミに所属する学生と地元町内会子ども会が、院庄の作楽神社横の“みんなの田んぼ”で、9月24日に刈った稲の脱穀を行いました。

<稲刈りの様子はこちら>

 

脱穀の様子

 

この取り組みは「子育て支援と町内会活動の活性化」をテーマとした研究で、少子高齢化社会で日本各地の多くの町内会が活動をすることが難しくなっている状況の中、北園町内活動の現状を確認し、次の世代である子どもたちや住民と共に活動することによって、持続可能な未来の町内会の在り方を提言することを目的として行われています。

 

「みんなの畑」(畑)「みんなの田んぼ」(水田)を活動のプラットフォームとして、四季を通した食物サイクルの循環を体験できる場としています。苗を植え、栽培し、収穫して味合う場面場面で誰もが自由に柔軟な参加が可能です。また、学生たちが町内行事を支援したり、独自の交流行事を開催することによって、町内会役員の負担も軽減でき、町内会活動の継続化・活性化につながっていくのではないかと考え活動を行っています。

 

脱穀の様子

 

この日は、天気の関係で日程を変更したため、当日は学生7名、子どもと家族4名、町内の方1名で脱穀を行いました。

ハゼで干しておいた稲をみんなでリレーしてコンバインに運び、脱穀をします。驚くことに、コンバインの前後左右の運転は子どもが毎年担当しています。

 

脱穀の様子

 

今年は保育園の年長さんの子が、大人の指示の下でレバーを引いたり押したりしました。押すと前に進み、引くと後ろに進みます。速度は設定されており、歩くより遅い速さでしか動きません。最初は恐る恐る乗っていた子どもも途中から自信がついて得意そうでした。

 

脱穀の様子

 

もっと小さい子は、ワラグロを積むとき上に乗り踏み込んでもらいました。脱穀したワラを学生が運び、子どもがそれを踏んでいきます。

徐々に丸い形の円筒ができ、子どもも満足そうでした。
今年は干した稲の数も少なく1時間半ほどで作業は終了しました。おやつを兼ねて、栗ご飯のおむすびとおでんをいただき、次回の芋ほりを楽しみに解散しました。

 

脱穀の様子

 

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