学科トピックス
大学社会福祉学科、「相談援助実習オリエンテーション」で卒業生が講義
2022年09月27日 社会福祉学科
9月22日(木曜)、23日(金曜)の2日間にわたって、大学 社会福祉学科3年生を対象とした「相談援助実習オリエンテーション」及び4年生の「実習指導」が本学100周年ホールにて実施されました。
このオリエンテーションは、社会福祉士をめざす学生たちが、社会福祉施設・機関における相談援助業務を理解し、ソーシャルワークの本質や専門職者としての倫理観を学ぶことを目的に毎年行われています。
4年次に社会福祉施設・機関に実習に行くことから、3年次では事前準備を行います。また4年生には自身の実習を振り返るとともに、卒業後の仕事をイメージできる機会となります。
今回は施設・機関の職員の方3名、本学の卒業生4名を講師としてお招きし、相談援助業務の具体的な内容や、実践事例、実習の心構えや留意点、アドバイス等をお話いただきました。
話をしてくださったのは「児童養護施設(児童指導員)」「地域包括支援センター(社会福祉士)」「福祉事務所(ケースワーカー)」「社会福祉協議会(生活支援コーディネーター)」「病院(医療ソーシャルワーカー)」「発達障害者支援センター(相談員)」と多分野にわたりました。
講師のみなさんは、実習の内容だけでなく現在の業務内容や仕事のやりがいなどもお話され、学生たちは来年度の実習や卒業後の進路なども見据えてとても熱心に耳を傾けていました。
講義終了後には先輩に質問するなど来年に向けていいスタートが切れたようです。
- 参加学生のコメント
「現場の方々のお話の中で、たくさんの事例を聞けたことが印象に残りました。また、具体的な支援内容を聞けたことも学びになりました。さらに、働く上で大切なことについて知ることもできました」
梅林優衣さん(鳥取県米子北高等学校)
《お話いただいた本学卒業生》
9月22日(木曜)
- 宗教法人 妙勝寺 立正青葉学園 児童指導員 築山知弘さん
- 社会福祉法人 純晴会 倉敷市倉敷南高齢者支援センター 社会福祉士 三好紗弥さん
9月23日(金曜)
- 社会福祉法人 総社市社会福祉協議会 生活支援コーディネーター 伊丹和正さん
- 社会福祉法人 横浜やまびこの里 横浜市発達障害者支援センター 相談員 安家わかこさん