学科トピックス
大学社会福祉学科、「障害の理解」の授業で当事者からお話を聞く
2022年08月18日 社会福祉学科
7月15日(金曜)、社会福祉学科2年生を対象とした「障害の理解」の授業で、ゲストティーチャーに長谷川真実さん、長谷川総一郎さんをお招きしご講義いただきました。
真実さんは1988年に総一郎さんを出産しました。
総一郎さんは生まれてすぐに脳の障害があることがわかり、出産後直後に救急車で大きな病院に行き、手術を受けました。総一郎さんは体幹や、視覚、上肢に障害があります。
真実さんからは子育て奮闘記、あきらめないことの大切さなどをお話され、学生に「あきらめなければ夢は叶います、幸せは自分の心が決めるものです」とメッセージを贈りました。
総一郎さんからは、障害はあっても誰かの役に立ちたいという今の想いや夢をお話してくれました。また、二人で掛け合う「本音トーク」で学生達は大笑い。
総一郎さんは赤ちゃんの頃からたくさんの音楽を聴き、少年合唱団にも入っていて、とても歌が上手です。
講演中もギターの弾き語りを2曲披露してくれました。
お二人から、いい時間、いい出会いをいただきました。
- 学生の感想
「このお話を聞いたら、出生前診断で障害と分かった際の中絶という選択肢が減りそうだと思いました」
「幸せというのは人それぞれ違うし、幸せの作り方も人それぞれ違うのだと思いました」