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学科トピックス

本学と美作高校でスムーズな“高大連携”を目指して!~「職業理解」で社会福祉士について学ぶ~

2022年05月10日 社会福祉学科

4月13日(水曜)より、今年度も岡山県美作高等学校美作大学コース「サテライト教室」の授業がスタートしました。

これは同じ学園である岡山県美作高校と美作大学の連携を活用して、スムーズな高大接続を図るために実施している取り組みで、美作高校美作大学コースに通う2年生、3年生が週2日(水曜・木曜)に美作大学のキャンパス内に設置された教室に通学し、授業はもちろんのこと大学での生活や雰囲気を肌で感じ、生徒の意欲の向上、スムーズな高大接続ができるように目指した取り組みです。

 

授業風景

 

2016年度の3年生を皮切りにスタートし、今年で7年目となります。

 

4月14日(木曜)には『サテライト教室(美作大学研究:職業理解)』の授業で、社会福祉学科薬師寺明子准教授が「社会福祉士と福祉の仕事」というテーマで、業務内容や就職先などについて具体的に講義を行いました。

 

授業風景

 

薬師寺准教授は、まず、「社会で困っている人はどのような人がいるか?」と問いかけ、高校生は『障がいがある』『働くことができない』『引きこもっている』など、思いつく項目をあげていきました。

 

授業風景

 

高校生があげた項目に対し、薬師寺准教授は「たくさんの項目をあげてもらいましたが、社会福祉士は、それぞれ項目に対して、『病院や施設』『行政機関』『教育機関』など、様々な分野へ就職し支援を行っています。」と社会福祉士が担う社会での役割や、職域の広さを説明しました。

その後、社会福祉学科4年生10名もサポーターとして参加し、アセスメントの中で用いられる『ジェノグラム(家庭関係図)』を作成する演習を行いました。
授業風景  授業風景
高校生は初めて体験する内容に戸惑っていましたが、大学生たちとコミュニケーションを取りながら演習を通じて楽しく学びました。
大学生、短大生にとっては本学に入学して学びたいという高校生の意識の高さややる気を感じ、高校生にとっては本学の専門職育成の意義や先輩の勉学意欲等を体感でき、お互いよい刺激をうけているようです。

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