学科トピックス
4月22日(金曜)2022年度も社会福祉学科 薬師寺明子研究室に所属するゼミ生が主催する「Smile Company(スマイル カンパニー)」が始まりました。
この取り組みは、障がい者福祉事業所の活動支援として、学内での販売場所を提供し、販売をサポートするもので、9年前から定期的に開催しています。
この日は専攻科介護福祉専攻の1年生6名が「生活支援技術C」の授業で高齢者の疑似体験を実施し、スマイルカンパニーへお買い物体験をしました。
高齢者疑似体験とは、加齢性難聴を体験するための耳栓、白内障や視野狭窄を体験するための特殊メガネ、筋力低下や関節の動きにくさを体験するための手足に装着する重りやサポーター、手先が使いにくくなるという体験をするための手袋など身に付けることにより、高齢になった時の身体的機能低下や心理的変化を、疑似的に体験するものです。
身体機能低下によって歩くことが辛くなる状態、視野が狭くなった状態で商品を探すことの難しさ、手先が思うように使えない状態で財布からお金を出すことの難しさなどを体験しました。
悪戦苦闘している専攻科の学生を優しくサポートしているスマイルカンパニーのメンバーの姿が印象的でした。
今年度最初の「Smile Company」とあって、毎回心待ちにしている学生や教職員、また初めて「Smile Company」を目にする新入生が、販売開始直後から並んだクッキーや小物などを手に取って買い求め、あっという間に売り切れました。
参加事業所は以下の通りです。
誰もが誰かの支えになるプロジェクト(兵庫県)、えるしい(神奈川県)、泉学園(岡山県)