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社会福祉学科の武田ゼミが生活困窮者を対象にした総合相談会に参加しました

2017年12月11日 社会福祉学科

写真:会場の建物の前に「相談会」と書かれた看板が置いてある様子

12月9日、社会福祉学科武田ゼミの3年生が、兵庫県姫路市で生活困窮者やホームレス支援に取り組んでいる路上生活者ふれあいサークルレインボー主催の生活総合相談会に参加しました。武田ゼミは、毎年、この時期に開催される総合相談会に参加し、炊き出し部門を担当しています。メニューから買い出まで自分たちで決め、当日は約50人分を調理しました。

 

写真:炊き出しのご飯を食べる大勢の人

 

写真:屋外でご飯を作る学生

 

写真:屋外で学生がご飯を作る様子

 

この相談会には、病院から医療ソーシャルワーカーや姫路市福祉事務所からケースワーカー、姫路市保健センターから保健師、兵庫県弁護士会から弁護士が相談員として参加し、生活保護などの行政手続きから債務などの法律関係、健康相談など幅広い困りごとに対応しています。学生たちも相談場面に同席させてもらい、ケースワークをはじめ、他職種連携、路上訪問などのアウトリーチの実践場面に触れる良い機会となりました。

写真:相談者と相談を受ける方が机を挟んで話す様子

〈参加学生の声〉

藤井真美(社会福祉学科3年)

今回の炊き出しでは、ホームレスや生活困窮者対象の生活相談会も行っており、実際の悩みやワーカーの対応について学ぶことができました。

 

中村緋奈子(社会福祉学科3年)

総合相談会における相談場面に同席させていただき、相談にきている人たちがどんな悩みを抱えながら生活しているのかについて知ることができました。また、炊き出しを通じ「一食」というものをどうとらえるか考える機会にもなり勉強になりました。

 

甲本千秋(社会福祉学科3年)

実際にホームレスの方に「おいしかったよ、ありがとう」と言ってもらえて、炊き出しをしてよかったなと思いました。また、相談会を実際に見て、ホームレスの人が気軽に相談できる場の必要性や重要性を感じました。

 

西本勇輝(社会福祉学科3年)

総合相談会に同席させていただき貧困問題の現状を少しではあるが知ることができました。1日だけの活動で大きく変わったわけではありませんが、今回の体験を通して貧困問題に関する私の認識を深めることができたと思います。

 

畑愛実(社会福祉学科3年)

今回、炊き出しを担当させていただき、たくさんの方が炊き出しを必要としているということがわかり、とても貴重な経験をすることが出来ました。

 

 

炊き出しの前後には、明石風たこ焼きなどの姫路名物をはじめ、ケンミンショーで紹介された姫路名物のアーモンドバタートーストなどもお腹に詰め込みました。

また、生活相談会参加後のゼミでは、しっかりと振り返りをしました。

写真:明石風たこ焼きを前に微笑む学生と武田准教授

 

写真:研究室でホワイトボードに書いた振り返りを見る学生たち

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