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映画「みんなの学校」の上映会を開催しました

2017年12月01日 社会福祉学科

発達につまずきのある子とない子が同じ教室で学ぶ小学校を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会を11月23日に本学で開催しました。

地域の幼児からお年寄りまで約300人が訪れ、子どもたちがともに育ち、学び合う教育の大切さを考えました。

 

映画上映会は、社会福祉学科薬師寺研究室の学生と発達につまずきのある子どもを育てている親らでつくる「Let's mamacom(レッツママコム)」が、地域の人に障がいのある人をより理解してもらおうと開きました。

写真:大勢の人を前に、壇上で話すママコムの人

映画に先立ち、Let's mamacomの活動紹介がありました。子育ての不安や悩みの共有や情報交換といった親の居場所作りや、学生たちが地域の障がい者福祉の現状を学ぶ場となっていることを説明しました。

写真:映画をじっと見入る参加者の後ろ姿

 

映画は、大阪府に実在する大空小学校に密着した作品です。特別支援教育の対象となる発達障がいがある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、他の児童たち一緒に学び、誰もが通い続けることができる学校作りの取り組みを描いています。映画会に参加した地域の方は、不登校ゼロを目指す学校現場の取り組みや、児童ひとりひとりが成長していく姿を、じっと見入っていました。

 

親子2人で映画を見に来られた地域の方は、「分け隔てなく、みんなで学校作りに取り組んでいる様子に、心を打たれました」とお話しされていました。

 

写真:リカイヒロメタインジャーが大勢の人の前でダンスをする様子

上映後には、地域での障がい理解の輪を広げる活動をしている「美作福祉部隊リカイヒロメタインジャー」の公演もありました。リカイヒロメタインジャーは「分かり合えたらええがん、産まれただけでええがん、マイペースでもええがん」という歌詞に合わせて、歌とダンスを披露しました。

 

写真:ママコムのメンバーとリカイヒロメタインジャーの学生の集合写真

 

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