美作福祉部隊リカイヒロメタインジャーが、市内の幼稚園で障がいのある人への理解を深める劇の公演を行いました
2017年11月28日 社会福祉学科
美作福祉部隊リカイヒロメタインジャー(以下リカヒロ)が11月10日、津山市の鶴山幼稚園で公演を行い、園児と保護者ら約100人が障がいや障がい者への理解を深めました。
リカヒロとは、「障がいがあってもええがん」をモットーに、地域における障がい者への理解と支援の輪を広げることを目的に活動しているプロジェクトチームです。
はじめに、発達障がいのある子どもの行動特性について解説した劇を行いました。発達障がいあるの女の子が、友だちのおやつまで食べてしまう場面を演じ「何個食べていいかわからなかったから友だちの分まで食べてしまったんだよ。あらかじめ、食べる個数を伝えておくといいね」と、発達障がいのある人との接し方をお芝居の中でわかりやすく説明しました。園児たちは身を乗り出しながら、学生たちの繰り広げる劇を見入っていました。
その他にも、「じゃけ」しかことばが通じない「じゃけじゃけ共和国」の王室一家が鶴山幼稚園を訪れ、コミュニケーションをとれずに困ってしまうが、動作を絵で表した『コミュニケーションボード』を指さしながら、コミュニケーションをとっていく寸劇もありました。この寸劇を通して、“言葉によるコミュニケーションに困難のある障がい児・者と話すときには、文字や絵を使ったり、 ジャスチャーをしたり、ゆっくりはっきり話すことが大事。また、相手の話をわかろうとすることがとても大事”ということを伝えました。
鶴山幼稚園の皆様、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!!