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福祉の現場で働く卒業生らから現場の話を聞く講義が行われました

福祉の現場で働く卒業生らから、仕事の内容や実習にあたっての心構えを聞く講義が9月21、22日の2日間開催されました。

講義には、社会福祉相談実習を終えた社会福祉学科の3年生が参加し、現場の生の話を聞きました。3年生は、社会福祉現場についての理解をより深めるため、高齢者施設や児童養護施設、行政機関などへ8月~9月に5日間の実習に行ってきました。この講義は、現場で働く社会福祉士等の専門職の方の話を聞くとともに、実習に向けての心構えや留意点等について助言をいただくことで、自分たちが経験した5日間の実習を振り返り、4年次に行われる実習を実りあるものにするために開催されました。

写真:講師の話を聞く大勢の学生
写真:教壇に立って話す講師
写真:教壇に立って話す講師
写真:メモを取りながら熱心に話を聞く3名の女子学生

児童相談所や行政機関で相談援助を行っている方や、病院の救急部門で社会福祉士として勤務している方など、多様な分野で活躍する方6名を講師としてお招きしましたが、特に今回は、講師6名中4名が社会福祉学科の卒業生でした。講義は、仕事内容や現場の実状などとともに実際に相談援助技術を用いて当事者に対応した事例についてもお話しいただきました。普段聞くことができない現場実践の話に、学生はメモを取りながら熱心に聞いていました。

写真:講師に質問をする学生
写真:講師の話を真剣に聞く2名の女子学生

講演の最後には、それぞれの講師の先生から実習についてのアドバイスが送られました。講師の先生は「目の前のことに疑問をもち、それを掘り下げて考えることが大事です」「実習は職員の話を直接聞ける貴重な経験の場所。遠慮せずどんどん質問してくだいさい」とお話され、学生は自身が実習に行っている姿を想定しながら真剣な表情で聞いていました。

 

講演に参加した学生は「活躍している先輩の姿を見て、実習や勉強をさらに頑張ろうと思いました」と先輩達の話に、大きな刺激を受け、意欲を高めた2日間となったようです。

 

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