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福祉の分野

社会福祉学科

[社会福祉士養成課程]

精神障がいの当事者の方による講演会が行われました

7月28日、精神障がいの当事者と当事者を支える施設の職員による講演会が行われ、社会福祉学科2年生が、精神障がいのことや障がい者の生活について理解を深めました。

この講演会は運動障がい、発達障がい、精神障がいなど、障がい全般の特性と障がい者の心理について学ぶ講義「障害の理解」の一コマとして行われました。ソーシャルワーカーを目指す学生が、障がいのある人々の生き方をより深く理解するため、当事者をお招きして、生の声をお聞きしました。

写真:大勢の学生を前に、エピソードを話す岡田さん夫妻と大谷さん

写真:マイクを持って話す岡田さん

 

はじめに、障がい者の就労・自立支援事業所「ユートピア」の職員 大谷俊之さんから、ユートピアが行っている多様な就労支援や自立生活訓練についてお話しいただきました。この中で、大谷さんは「利用者ひとり一人に合った仕事を見つけてもらおうと、和菓子加工や敷地除草などの様々な体験を用いて、就労支援や自立生活訓練をしています。これからも、利用者のみなさんに笑顔になってもらえるような支援を続けていきたいです」と、仕事にかける思いを語りました。

 

続いて、精神障がいの当事者で「ユートピア」を利用している岡田誠さんと美香さん夫婦が、精神障がいのことや、ユートピアでの活動、結婚生活についてお話しされました。誠さんはうつ病になった経緯や症状を振り返り、「うつ病の特徴として、突然消えたい衝動がくることがあります」「現在は、ホームヘルパーの派遣や就労支援など様々な社会福祉支援を受けながら生活しています」などと実体験を交えてお話しされました。美香さんは“障がい者夫婦の実際”として、二人の出会いや現在の生活について振り返り「私たち夫婦は、お互いがいないといけない存在。存在していること自体が生活の糧になっています」と、夫婦で支え合いながら生活していることをお話しされました。

写真:真剣に話を聞く学生

写真:真剣に話を聞く学生

学生は将来、当事者の心に寄り添ったソーシャルワーカーになれるようにと、熱心に耳を傾けていました。

講演会に参加した同学科2年の濱田朝光さんは「当事者のお話は、とても身になるお話でした。障がいのある当事者に対して、新しい考え方が増えました」と話していました。

写真:岡田さん夫妻と大谷さんと学生の集合写真