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社会福祉学科の4年生が地域実践研究の成果を発表しました

2017年12月20日 社会福祉学科

写真:4名の学生が参加者の前に立って発表を行う様子

社会福祉学科の4年生9グループがゼミ活動の成果を発表しました。

発表会は、12月13日と20日に行われ、同学科の3・4年生が参加しました。

 

社会福祉学科では、学科教員がそれぞれの専門分野を活かして実施する少人数のゼミナールが開講されており、生活者の立場や地域住民の視点から、いきいきとした暮らしの実現に向けて、さまざまなテーマで活動・研究を行っています。これらの活動・研究を通して、社会福祉士を目指す学生は、地域社会づくりに貢献できる実践力を身に着けます。

写真:100名の参加者が椅子に座って発表者の発表を聞く様子

 

発表会では、「離島の子育て」や、「薬害被害者が求める専門職の支援」、「認知症グループホームでの生きがいのある生活実現に向けての提案」など、さまざまなテーマで発表が行われました。内容はどれも、地域に足を運んで聞き取り調査やアンケート調査をしたもので、実践的な活動・研究ばかりです。発表者は、これまでの活動を振り返りながら、それぞれが地域をより改善するための提言や方策の提案を行いました。

写真:3名の学生が参加者の前に立って発表を行う様子

 

 

 

~地域実践活動を終えて~

合田有希さん 山中貴陽さん 德田渚さんから

写真:ガッツポーズをする3名の学生

ゼミ活動では、津山市城東地区の「じ・ば・子の茶の間」で、認知症の方やそのご家族を支援することを目的とした認知症カフェ「おあしすカフェ」の開催・運営に取り組んできました。この「認知症カフェ」は、認知症の方やそのご家族が、地域の人や専門家と集い、悩みを語り合ったりアドバイスを受けたりすることのできる場所です。「おあしすカフェ」に参加する中で、認知症の方の家族や当事者の思いを知ることができ、社会福祉士を目指す私たちにとって、とても貴重な機会になりました。

写真:3名の学生が参加者の前に立って発表を行う様子

実践研究では、「県内認知症カフェの運営状況と、参加している方が求めていること」について研究しました。調査で、認知症カフェが県内にたくさんある中で、参加者らが1つのカフェの情報しか得られていない現状が明らかになりました。そのため、県内の認知症カフェの特色や参加者の要望をまとめて、認知症カフェMAPを作成している団体へ情報提供を行うことにしました。私たちの取り組みを通じて、認知症の人が住み慣れた地域で暮らしていけるようなればいいなと思います。

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