おあしすカフェ番外編~おあしす散歩を開催~
2020年07月09日 社会福祉学科
コロナ禍のなか、3月から休止している認知症支援の「おあしすカフェ」。
※「おあしすカフェ」とは、認知症の方やそのご家族を支援することを目的としたカフェです。
地域の人や専門家と集い、悩みを語り合ったりアドバイスを受けることのできる場で、社会福祉学科の小坂田・堀川研究室とおあしすの会(津山市認知症の方と家族の会)が共同で定期的に開催しています。
5月は「紙面おあしすカフェ」として新たな試みをしましたが、6月は、「みんなで会いたい!」という思いが募り、最近では津山市や周辺地域でコロナウィルスの感染者も出ていないため、「3密」を避けるべく衆楽園でお散歩するという企画を実施しました。
6月19日(金曜)、当日は心配していた天気も、曇りで暑すぎない散歩日和となりました。
参加者がいないことも心配していましたが、本人やご家族が15人も参加してくださり、社会福祉学科の学生、社会福祉協議会や包括支援センター職員もあわせて計26人がお互いの無事を確認しました。
食べ物は無しとし、お茶は一人一本ペットボトルを配布。休憩のために園内の迎賓館を広く借り上げました。
近況報告会では、施設や病院におられる家族に会えないもどかしさや寂しさ、デイサービスが休止となり本人も家族もずっと家にいるストレスなど、この数ヵ月の思いが、涙と共に溢れました。
このままコロナウィルスが収まって「新しい日常」となり、来月は「カフェ」が開けることを願っています。