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オンライン授業に悪戦苦闘、学生からは嬉しい声

2020年04月29日 社会福祉学科

4月27日(月曜)よりオンライン授業が開始し、静まり返った校舎の中で、教員の研究室の扉にはオンライン授業中を示す札がかけられています。

研究室の扉にかけられた札の写真
研究室の扉にかけられた札の写真

4月28日(火曜)、研究室でオンライン授業に悪戦苦闘する社会福祉学科 武田英樹准教授の取材をしました。

授業方法は、まずグループLINEで学生の出欠確認後、事前に準備しておいた授業動画をWebClassで視聴してもらい、視聴後にグループLINEで動画内容に関する課題を出し、答えてもらうという流れです。

研究室の扉にかけられた札の写真

動画を視聴し終えた学生はグループLINEに多彩なスタンプで合図をし、武田先生は、事前に打ち込んでいた課題をLINEに投稿していきます。

長文の返答にならないよう工夫された質問に対して学生の返答は素早く、武田先生は悪戦苦闘しながら11名の返答に対応していきました。

学生とのやりとりが載ったラインの画面
学生とのやりとりが載ったラインの画面

チャット形式の授業はあっという間に終わり、学生からは以下のような感想が投稿されました。(一部抜粋)

「初めてだったけど、楽しかったです!利用者に対して一人一人に合わせる事が大切だと思いました。」

「画面上では分からないことでも、こうやってLINEで意見を交換することによってみんなの考えていることが知れてよかったと思います」

「ひとつひとつ利用者の方の気持ちに寄り添っていくことが大切だと思えました!楽しく授業が受けれました。ありがとうございました!」

「オンライン授業にまだ慣れませんが、みんなの意見が文字として残るため、見返せるのでいいと思いました。利用者の気持ちを大事に考えていきたいと思いました。」

学生とのやりとりが載ったラインの画面

武田先生は、
「普段発言しにくい学生もコメントなら返答がしやすくなるのかもしれません。また、既読数で学生の参加状況が確認でき、リアルタイムに意見交換を行いながら、多彩なスタンプが授業を盛り上げてくれたのも良い点です。」
「人数が多くなるとそれぞれのコメントにタイピングが追い付かなくなること。
また、『みんなの顔や声が聴きたい』との感想があり、人数や人間関係の形成状況によりZOOMなどのWeb会議形式とチャット形式を使い分ける必要がある。
さらに、慣れない環境の中、講義時間内でのレポート提出となると、文字数や未提出の学生への対応が後々の問題になると感じたので、なるべく講義内で完結できる内容の授業を設計する必要がある。以上を課題と感じました。」

と初めてのオンライン授業の感想を述べました。

本学の教員は、初めて行うオンライン授業でも、教育の質を落とさず学生たちが学習できるよう、日々奮闘しています。

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