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客員教授の関根千佳先生から『ユニバーサルデザイン』を学ぶ

2019年07月12日 社会福祉学科

6月15日(土曜)、美作大学の客員教授である関根千佳先生が社会福祉学科3・4年の学生に「情報のユニバーサルデザイン」の講義をされました。この科目は集中講義で4日間にわたって行われており、今回が3日目となります。

 

 

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この日学生たちは『自分の家族で、車いすのおばあさんと難聴で老眼のおじいさんが津山へ観光に来るということで、津山のユニバーサルデザインと思えるルートを作ってパワーポイントでプレゼンをする』という宿題の発表を行いました。

各々が事前に津山市内の観光名所等に行き、ユニバーサルデザインが施されている場所を取材し、津山のPRを兼ねてプレゼンをしました。

 

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学生たちは、「ごんごバスの路線」「衆楽園」「鶴山公園」「ホルモンうどんが美味しい店」等をまとめ、それぞれのPRポイントと共にユニバーサルデザインを紹介しました。

関根先生は、どのような着眼点で取材をすべきか、パワーポイントの効果的な作成方法、聞く人の心に届くプレゼンの仕方など、様々な視点からアドバイスを行い、学生にとって学びの多い時間となりました。 

 

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その後、百聞は一見に如かずということで実際に津山の観光名所等を巡り、どのような場所にユニバーサルデザインが施されているか視察するフィールドワークを行いました。

 

 

 

  • 受講した学生の感想

「関根先生からは様々な視点からのお話を聞くことができました。障がいがあるから、高齢だからといった理由がない人でも、ここに段差があったら転倒しやすい、階段が急になっているから登りにくいなど、日常生活に潜んでいる危険や困難な点に目を向ける必要があることを学びました。
また、自分自身が目や耳が不自由な状態になったらどうするのか、他の学生と話し合い、お互いの価値観を共有することもできましたし、住んでいても気付くことのなかった津山市の歴史や文化にも触れることができました。」

 森脇優さん(社会福祉学科3年/愛媛県丹原高出身)

 

 

  • 関根千佳先生より

「美作大学にお伺いするようになって20年以上になります。この大学は、学生と先生の距離が近く、先生方も非常に教育熱心です。これからも、地域の核として存在し、また地域の宝として市民と共に活躍していく人材を輩出して頂きたいと思います。」 

 

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