社会福祉学科

5月18日(土曜)、津山市立佐良山小学校体育館で実施された「第2回めざせ元気!!こけない体操佐良山地区交流大会」に社会福祉学科の4年生16人が参加しました。

 

 

このイベントは、佐良山地区住民が「地域内での仲間づくり」「地域の友と声をかけ合う交流の場」をつくることを目的とし、今年で2回目の開催となります。

この日は約120人の住民や愛育委員の方などが参加しました。

開会式では、協力者からの挨拶ということで、参加学生一人一人自己紹介等をし、参加者の皆様から温かい拍手や反応をいただきました。

 

 

津山市健康増進課の作業療法士、安本勝博さんによる「こけない体操の効果と基本実技指導」では、普段行っている体操が正しく出来ているかどうかの確認を行いながら、より効果的に行える方法や、無理なく体操できる方法などの指導がありました。

学生は、実際に重り(こけない体操でつける器具)をつけ、参加者と共に体操を行いました。

 

　

 

休憩時間にも、学生は参加者方からこけない体操をする目的や体操を通してチャレンジしたいことなどを質問し、中には気さくに話しかけてくださる方もおり、次のような感想を聞きました。

• 10年以上こけない体操を行っており、いつまでも健康でいたい。
• こけない体操へ行き、みんなとお話しすることが生きがいとなり、継続して行くことが出来ている。
• 安本先生の指導があり、地域の公会堂で日々行っているおかげで足も前より上がるようになった。これからも続けていきたい。
• 学生さんとお話しできることが嬉しい。　　など

 

　

 

その他、学生が佐良山地区に古くから伝わるさら山音頭を披露し、愛育委員の方や参加者の方も一体となり踊りを楽しみました。

今回のような住民の方と交流する機会は、社会福祉学科の学生がめざす｢社会福祉士｣が果たす役割を経験するとても重要な学びの場となりました。

 

 

参加した学生の感想

• 佐良山地区では、10年以上継続してこけない体操をしておられる方が多く、「自ら健康でいたい」という熱意に驚かされました。また会話をするのが楽しみという方がほとんどで、皆さんがコミュニケーションを大切にされているのが伝わってきました。
• スタッフの中に安全福祉推進委員や愛育委員、また地域住民の方々がいるのが印象的で、地域の繋がりを感じる貴重な経験をすることが出来ました。
• さら山音頭の体験を通して、地域の方々が伝統を大切にしているのが伝わり、素敵だなと思いました。また、参加者の前で踊っている際、参加者の方も一緒に踊ってくださっているのが見え、本当にあたたかい地域だなと感じました。

 

＜記事作成＞

　　岡部祐依さん(社会福祉学科4年／岡山県美作高出身)

 

＜参加学生(全員社会福祉学科4年生)＞

■堀川涼子研究室所属

伊藤 将士さん(島根県横田高出身／トリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校より編入)

岡部 祐依さん(岡山県美作高出身)

白岩 麗さん(岡山県美作高出身)

白石 真優さん(愛媛県内子高出身)

関場 奈津美さん(岡山県津山商業高出身)

田中 涼平さん(岡山県新見高出身／新見公立短期大学地域福祉学科より編入)

西田 まどかさん(高知県嶺北高出身)

三牧 嵩昌さん(岡山県勝山高出身／新見公立短期大学地域福祉学科より編入)

 

■小坂田稔研究室所属

春名美沙子(岡山県津山高出身)

 

■菅原明美研究室所属

大草 信康さん(島根県明誠高出身)

岡 咲衣さん(岡山県美作高出身)

徳橋 孝浩さん(高知県高知小津高出身／新見公立短期大学地域福祉学科より編入)

冨谷 美希さん(岡山県新見高出身)

土方 亮弥さん(岡山県備前緑陽高出身)

山本 華乃さん(高知県中村高出身)

 

■地域包括支援センター実習生

戸田 敬介さん(岡山県津山高出身)

 

 

 

＜昨年の活動の様子＞