体験し地域おこしを学ぶ~上山集落にて地域交流ツアーを実施~
2019年05月14日 社会福祉学科
4月28日(土曜)29日(日曜)、大学社会福祉学科・上山コミニュティワーク研究会のメンバー14名が1泊2日で「上山集落(美作市)」を訪問しました。
この取り組みは、社会福祉学科学生が自主運営している上山コミュニティワーク研究会(上山で学ぼ♪地域の輪!)が新メンバーを迎えるこの時期に毎年実施しているツアーで、今年で5年目になります。
湯郷ファミリークリニック勤務の玉井医師とみんなの孫プロジェクト代表・元地域おこし協力隊の水柿大地氏に受け入れのホストを務めてもらっています。
上山集落には多くの若者が移住し、夏祭りなどの地域の伝統を守りつつ、棚田再生や古民家カフェなどの地域おこしに取り組んでいます。近年、その取り組みが注目され、TV・雑誌などでも紹介されることが多くなりました。
学生たちもその活動からコミュニティワークを学ぶだけでなく、地域住民のあたたかさや生きざまから人間力を高めてもらっている集落です。
【1日目】
•水柿大地氏によるミニ講座「上山集落の概要と取り組み」
•田原夫婦による「お山のおうちえん」視察
•福ちゃん夫婦による「古民家カフェいちょう庵」視察
•上山散策「棚田でゴルフ」
•移住者の方々との親睦会「上山棚田米&鍋パーティ」
•花火
【2日目】
・住民全員参加の水路掃除
・石窯による手づくりピザパーティ
・古民家カフェいちょう庵にて振り返りの会
リーダーの神本佳央瑠さん(社会福祉学科3年/岡山県美作高出身)
「私は上山ツアーに行くのは初めてだったので、スケジュールを組むのに苦労しつつ、とても楽しみにしていました。1日目の夜に地域の方を招いて親睦会を行なったのですが、私が福祉で目指したい方向に合致する方がいて、とても良い出会いとなりました。また1年後に「上山集落」を訪れ、地域の方々との繋がりから、自分を成長させたいです。」
大室共生さん(社会福祉学科3年/高知県土佐塾高出身)
「親睦会や溝掃除などを通して様々な形で地域住民の方と関わりましたが、その中で外部の人と地
域の人の関係づくりの在り方にとても感心しました。」
南條健太さん(社会福祉学科2年/岡山県玉島高出身)
「今回初めて上山ツアーに参加し、普段の生活では体験することのできない多くのことを体験しました。特に地域で様々な活動をしている人との交流は自分とは違った視点での話が多く、とても勉強になることばかりでした。また、自然が多く落ち着いた雰囲気の中で過ごせたため個人的にもリフレッシュする良い機会になりました。これからも積極的に活動に参加して上山のことを知り、力になれるように頑張りたいと思います。」
<昨年の訪問の様子>