「自分に何ができるのか」を常に考えることをねらいとして ~社会福祉学科で津山市職員による授業の開講~
2019年04月24日 社会福祉学科
美作大学・美作大学短期大学部では、4月9日(火曜)から2019年度の前期の授業が開始されました。
大学社会福祉学科では、津山市の行政施策を直接担当している職員から講義を受ける『地域経済・地域財政からみたまちづくり』という授業が前期に開講されています。
これは、津山市との「包括連携協定」の一環として、2008(平成20)年度入学生が3年生になった2010(平成22)年度から開講されており、今年度で10年目になります。
講義は、津山市の「認知症施策」「こども施策」から「中山間地域の課題や取り組み」など、津山市第5次総合計画に位置づけられた主要事業の内容を、実際の業務で経験した事例を交えながら行われます。
津山市行政の視点からみた津山市を学ぶことで、「自分たちの出身地」についても考えてもらうだけでなく、『福祉の専門職』として「どのように人を支えていきたいか」「そのために解決しなければいけない課題は何か」「課題解決のために行政とどのように連携していくのか」など、学生たちが自ら考え、行動できるようになることを目的に開講しています。
4月11日(木曜)、津山市総合企画部みらいビジョン戦略室主任の松本宏光氏より、ガイダンスも含めた第1回目の授業が開講され、冒頭、松本氏は、津山藩の足軽の衣装を身にまとい、『和っしょい!津山』の曲に乗って登場した後、津山市のまちづくりに対する熱意とバイタリティー溢れる講義を展開しました。
学生たちは、松本氏の熱意に負けないように、食い入るように熱心に聞いていました。
この授業は、他の授業と同じようにカリキュラムに組み込まれており、前期終了の7月下旬まで毎週木曜日に開講され、津山市阿波地域の協働のまちづくりの現地視察や津山市議会の傍聴も予定しています。