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福祉の分野

社会福祉学科

[社会福祉士養成課程]

地域をキャンパスとして、多職種連携を肌で感じる~生活困窮者向けの『生活総合相談会』と『炊き出し』に社会福祉学科3年生が参加~

2018年12月14日社会福祉学科

12月8日(土曜)、兵庫県姫路市で開催された『生活総合相談会』に、社会福祉学科の武田英樹准教授の研究室に所属する3年生5人が参加しました。

この相談会は、姫路市内でホームレスや生活困窮者支援に取り組む「路上生活者ふれあいサークルレインボー」が主催したもので、姫路市保健センター保健師、姫路市福祉事務所ケースワーカー、兵庫県弁護士会弁護士、有志の社会福祉士などが参加して、「健康相談」、「法律相談」、「生活相談」などを受け付けました。

 

写真:炊き出しボランティアの様子。炊き出しを取りに来た人とコミュニケーションをする学生たち

 

武田ゼミでは毎年、総合相談会の炊き出し部門を担当しながら、相談会の運営状況や相談状況についても学ぶ機会になると、毎年参加しています。

この活動への参加は、『官・民・職能団体の連携のあり方や多職種連携』さらには『事業運営の実態』について学ぶ機会となり、まさに学生たちが目指す社会福祉士の役割などを肌で感じることができ、普段はなかなか対面で接する機会のない保健師や弁護士、さらには当事者本人、現場で生活困窮者支援に携わっている市のケースワーカーや社会福祉士の方々から、直接に話を聴くことができるという、『地域をキャンパス』として現場に出向く、フィールドワークの醍醐味といえるでしょう。

 

写真:さまざまな専門職の方と情報交換をする学生写真:さまざまな専門職の方と情報交換をする学生

 

今回の『炊き出し』のメニューは、「チキンのトマト煮」で、学生たちは提供する際に利用された方と積極的にコミュニケーションをとっていました。

 

<参加した学生の感想>

※全員社会福祉学科武田研究室所属の3年生(掲載は学生番号順)

前田 梨奈さん(高知県高知南高出身)

初めて「炊き出しボランティア」を経験しました。活動をするにはたくさんの寄付やボランティアがいて成り立っていることが分かりました。自分も炊き出しを担当し、寒い中たくさんの人に喜んでいただき、やりがいを感じました。

一度だけ活動を行うのではなく、レインボーさんのように長く続けて活動を行うことも大切なことだと思うので、活動をしやすくまた、継続してよりよい提供を行なっていくためにもボランティアの方々や団体への支援が重要になってくると考えました。

また、炊き出しだけでなく、相談会を行うことによって、困っていることや気になっていることがあってもどこに行けばいいか分からない人たちの助けにもなっていたのではないかと感じました。

 

植野 皐さん(香川県丸亀城西高出身)

総合相談会に同席させていただき、相談に来ている人がどのような悩みを持っているのか、それに対して専門職はどう対応したら良いのかを近くで学ぶことができ勉強になりました。

私たちが持つホームレスの人への偏見をなくし、自発的・継続的に彼らを支援していくこと、そしてそういった支援の輪を広げていくことが重要であるということを学びました。

また、ホームレスの方だけではなく、ボランティア団体に対する支援も必要ではないかと思いました。

 

古田 杏美さん(鳥取県鳥取湖陵高出身)

「相談会」と「炊き出しボランティア」に初めて参加し、炊き出しには様々な事情を抱えた方々が来ているということを知りました。精神障害があり、何十年も路上生活を続けている方もおられ、その炊き出しが生きるための手段であり、唯一の居場所になっているようにも感じました。

そして、もちろんそこには、炊き出しのご飯を作る人、相談に乗る人、運営を手伝う高校生たちの力があり、制度だけでなく、人々が支え合う繋がりの重要性を改めて感じました。

 

松田 大雅さん(兵庫県北条高出身)

これまで弁護士や保健師の方々と直接関わる機会がなく、今回のボランティアで弁護士の先生や医療などの専門職の人たちの視点に加え、社会福祉士として福祉の視点でも考えてもらえるようにしないといけないと感じました。そのためにも知識を身につけていかないと話についていけないと思いました。

炊き出しでは利用者の人たちにメニューの内容を聞いてみると「美味しかった、よかった、普段と違うものだったので新鮮だった」などの声をいただきました。

 

永見 悠也さん(鳥取県米子西高出身/トリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校より編入)

「炊き出しボランティア」には初めて参加しました。

この取り組みは15年以上続いており、平均40名ほどのホームレスの方が来られると聞き、ホームレス支援の一環として炊き出しはニーズが高いものだと改めて感じました。

また、地域住民が多くボランティアとして参加しており、教会が場所の提供をする等、積極的に炊き出し活動を支援していることも知りました。

ニーズが高いことだけが理由ではなく、ホームレス支援に対する地域の理解、協力があるからこそ、活動の継続ができているのではないかと感じました。

 

写真:炊き出しのメニュー「チキンのトマト煮」を調理する学生

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