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国の公的年金制度について学ぶ~社会福祉学科の学生が年金セミナーを受講~

2018年10月25日 社会福祉学科

10月24日(水曜)、日本年金機構津山年金事務所の職員の方による年金セミナーが行われ、社会福祉学科の1年生42名と4年生43名が参加して年金について理解を深めました。

このセミナーは、来年から年金の保険料を支払う年齢になる1年生が年金制度について知り、また、社会福祉士国家試験を受験する4年生が、試験の出題範囲にある年金制度についてより理解を深めるため、1年生は「1年次セミナー」・4年生は「特別演習Ⅲ」の授業の時間を利用して実施されました。

 

写真:津山年金事務所の職員の方の説明を聞く学生たち


公的年金制度について、歴史的な背景や「相互扶助の仕組み」「納付された保険料などの財源」など、資料や近年の統計データをもとに詳しい解説がありました。

 

また、自身が仕事を引退したときに生活費はいくらかかるかといったシュミレーションするなど、自分たちの現実の問題と捉えることができるように工夫されていて、学生は熱心にそれぞれ自分の将来の進路などに当てはめて計算を行っていました。

 

写真:年金セミナーを熱心に聞く学生たち

 

また、「経済的な理由で保険料を納められない学生が社会人になってから納める『学生納付特例制度』」の紹介や「病気やケガで生活や仕事などが制限される場合、受け取ることができる国の公的な年金」である『障害年金』」についても説明があり、高齢者制度と思われがちな年金だが、誰にとっても「万一の生活保障」であることを強調しました。

 

4年生は、すでに授業などで公的年金について学び、さらにゼミ活動などで深く調べている学生もいるため、かなり突っ込んだ質問なども出て、終了時刻が過ぎても足りないくらいでした。

 

11月8日(木曜)には、食物学科の1年生を対象にした年金セミナーが行われる予定です。

 

写真:年金セミナー中に配布された資料

 

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