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協働から協創の時代へ~大学社会福祉学科4年生が集中講義「中山間地福祉のまちづくり」受講~

2018年08月06日 社会福祉学科

7月30日(月曜)・31日(火曜)の2日間、大学社会福祉学科4年生35名が集中講義「中山間地福祉のまちづくり」を受講しました。

中山間地域の集落についての研究の第一人者であり、その研究成果や理論を実際の地域のコミュニティづくり・まちづくりに活かし、多くの中山間地域での地域運営組織の立ち上げや運営に直接携わっておられる島根大学教育学部の作野広和先生を講師にお迎えし、この集中講義を開講しました。

 

写真:前にたって講義をする作野先生。その話を熱心に聞く学生たち

 

ソーシャルワーカーを目指す学生たちは、授業を通じて中山間地域に関する一般的な理解から中山間地域の生活の実態と役割の把握、福祉を中心とした諸課題に対し立ち向かい、解決するためにはどのように協議し議論することができるかを学びます。

 

 

写真:笑顔で講義をする作野先生 写真:前にたって講義をする作野先生。その話を熱心に聞く学生たち

 

写真:熱心に話を聞く学生1名。アップ 写真:ノートにメモを取る学生の姿。手元アップ

 

本来授業は、3日間のスケジュールでの開講の予定でしたが、台風の影響で、急遽スケジュールや内容等が変更となりました。

兵庫県佐用町へのフィールドワークから授業がスタートし、翌日は大学で理論や概論を学ぶ講義や演習で進める形での授業となりました。

 

フィールドワークでは、住民主体の地域づくり協議会(地域運営組織)を母体として、ひまわり畑・陰陽師の里・宿場町として『まちづくり』をすすめる佐用町徳久地区、江川地区、長谷地区、佐用地区などの中山間地域を訪れ、住民や様々な団体、行政がどのようにまちづくりに関わっているかを肌で感じました。

 

写真:ひまわり畑で学生と記念撮影をする作野先生

 

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大学での講義・演習では、学生たちは中山間地域における従来の『守り』の取り組みから『攻め』への取り組みの変遷について学び、その取り組みに関わる住民主体の地域運営組織の重要な役割を、前日のフィールドワークにおいて肌で感じたことと照らし合わせながら、考えを深めていきました。

また、住民と自治体との「協働から協創」の時代を迎え、福祉的発想をもった地域づくりが必要とされている現代において、「地域福祉の可能性」を感じ、熱心に耳を傾けていました。

 

写真:集中講義のお礼としめをする学生代表1名 写真:笑顔で講義をする作野先生

 

学生たちは、9月に津山市加茂地域での作野先生のまちづくりに関する講演会にも参加し、さらに学びを深めることになっています。

 

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