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世界アルツハイマーデーに世界文化遺産姫路城をオレンジ色に

2019年09月27日 社会福祉学科

9月21日 姫路市で開催された世界アルツハイマーデーにちなんだ認知症ケアの啓発イベントに社会福祉学科の学生16名が参加しました。

おれんじ姫路城

このイベントは本学社会福祉学科の武田英樹准教授が実行委員長を務めるひめじ認知症啓発協議会が主催し、今年で4年目になります。世界アルツハイマーデーに世界文化遺産姫路城をオレンジ色にライトアップするというイベントで姫路駅前から姫路城にかけて、認知症相談会、啓発ウオーキング、募金、ティッシュ配布、地元高校吹奏楽部による演奏などでイベント会場はたくさんの人でにぎわいました。参加した学生たちもイラストレーターであるイヌイマサノリ氏デザインのオリジナルTシャルを着て、啓発活動に取り組みました。

啓発活動
啓発活動
南條
上田

このイベントの特徴は市民団体であるひめじ認知症啓発協議会が「ひめじおれんぢプロジェクト」として開催しており、運営費もすべて寄付で賄われています。認知症について我が地域のこととして考えられる市民活動を展開しようと、武田准教授や認知症の人とその家族の会たちが地元の企業や医療福祉団体に呼びかけ、2016年に設立されました。現在、「進めよう!深めよう!わがまちの認知症ケア」を合言葉に講演会や研修事業などを中心に年間を通じて啓発活動を行っています。

集合写真

参加学生の感想

今回、ひめじおれんぢプロジェクトに参加して、市民の力でこんなに規模の大きなプロジェクトを企画して、継続できていることに感動した。企業や家族の会を中心に組織された市民団体に大学生や高校生も参加して、認知症の啓発を行っていることは簡単にできることではないものだと思った。一学生として協力・啓発ができ、とてもいい経験になった1日だった。
ライトアップされた世界文化遺産の姫路城はとてもきれいだった。

社会福祉学科3年 山崎右京 高知県立高知農業高校卒業

姫路駅前や姫路城前で世界アルツハイマーデーの啓発活動に参加しました。

通行人に対して、9/21が何の日であるのかを伝えながらティッシュを配った。世界遺産である姫路城をオレンジ色にライトアップすることの意味を伝えることは大変でした。今回の啓発活動で認知症について理解しようと思う人がひとりでも増えるようにと活動しました。

社会福祉学科3年 森脇優 愛媛県立丹原高等学校卒業

今回、世界アルツハイマーデーの活動に参加させてもらい様々な方と交流する中で、より一般の方に理解を広めていくことが必要であるということがよくわかりました。

今後より学習を深めて活動の力になれるよう頑張りたいです。

社会福祉学科2年 南條健太 岡山県立玉島高等学校卒業

今日は本当に素晴らしい経験になりました。ありがとうございました。

なかなか、世界アルツハイマーデーの理解が進んでいないことを実感しました。

本日は、実際にティッシュとオレンジに光るサイリュームリングを配る役割を担いましたが、受け取ってくれない人もいるという社会の厳しさも学びました。最後になりますが、自分もこれから高齢者がかかえる問題に向き合っていこうと思いました

社会福祉学科1年 上田悠人 土佐塾高等学校卒業

最後にユーチューバーのブドウちゃんが「ひめじおれんぢプロジェクト」を紹介する番組に武田准教授が出演しております。その様子は〈こちら〉から。

3 すべての人に健康と幸福を
11 住み続けられるまちづくりを

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