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子どもたちの健やかな成長を願い作られた「玩具」を体感~短大幼児教育学科1年生が「現代玩具博物館・オルゴール夢館」を見学~
2018年06月19日 幼児教育学科
6月15日(金曜)、短大幼児教育学科1年生44名と科目等履修の高校生3名(いずれも津山商業)、特別聴講学生4名(いずれも津山高専)が、「湯郷現代玩具博物館・オルゴール夢館(館長:橋爪宏冶氏/美作市湯郷)」を訪れ、子どもの健やかな成長を願い作られた歴史ある玩具などを体感しました。
この見学は、幼児教育学科の1年次開講の選択科目「遊びと人間」の授業内で実施されました。「遊びと人間」は、子どもと関わる職をめざす学生にとって導入科目として位置づけられ、「子どもの遊びの持つ意味」「遊びの大切さ」を学ぶことをねらいとしています。
館長橋爪宏冶氏より、様々な国の歴史ある積み木などの「玩具」の紹介がありました。インチと寸の違いによる諸外国と日本の基準のサイズ「基尺」や積み木の原材料の木材についても詳しく説明がありました。
また積み木遊びの実演では、学生たちは単なる遊び道具としてでなく「子どもたちの成長を助ける玩具」として子どもが遊びながら感じ、創造力を刺激し、学んでいけるように作られていることを肌で感じ、「わぁーすごい!」「おもしろーい!!」とまるで子どもの気持ちになったように声をあげていました。
また、女性スタッフから「昔ながらのオルゴール」や「機械仕掛けの演奏装置」、「オートマタ」と呼ばれるからくり人形の紹介がありました。
人形自体の精密な作りと動き、精巧に考えられたワクワクするような仕掛けが施されていて、学生たちは驚いている様子でした。
将来、保育士・幼稚園教諭などをめざす学生たちは、短期大学部2年間の中で、子どもの発達発育に合わせた遊びなど、知識や理論で裏付けされた「教育や保育の実践の方法」や「子どもたちとの関わり方」などを学んでいきます。
なお、橋爪館長を中心に、現代玩具博物館・オルゴール館とこの授業を担当する中田稔教授は、岡山県産材を活用し、遊び方を規定せず、子どもの遊びの創造力を高める「木の玩具」を共同で研究し、「木製石ころ積み木」などの玩具を制作しています。