美作大学調理師会が美咲町の「夏のこども料理教室」でサポート
2024年08月19日 美作大学調理師会
8月9日(金曜)、岡山県久米郡美咲町の柵原総合文化センターで開かれた「夏のこども料理教室」で、美作大学調理師会の学生3名が調理のサポートを行いました。
この取り組みは、美咲町連石地区でぶどうやレンコンを栽培している『株式会社MaLaReの中西農園』の中西伶王社長が主催し、同農園で勤務している本学食物学科卒業生の嘉本さん(2022年度卒)が講師を務めるものです。調理補助を依頼され、調理師会の学生とともに実施されました。
調理する献立は嘉本さんが考案したもので、「冷やしラーメン」「夏野菜の揚げだし」「アジサイゼリー」を作りました。
調理師会の学生は、2年生1名と1年生2名が参加しました。特に1年生は大学に入学してから授業での実習経験が少ない中で、一生懸命レシピを確認しながら、一つ一つ丁寧に小学生に説明し、楽しそうにコミュニケーションをとりながら調理を進めていました。
参加した学生は、「大学の授業では直接小学生に指導する機会はないので、実践的に学べる貴重な経験ができました」と話していました。
美作大学調理師会は、2021 年に調理師免許をもつ食物学科の学生たちで立ち上げられたサークルで、料理コンテストなどで受賞経験をもつ学生が所属しており、イベントなどに出店し地域に「食」の魅力を発信しています。
「岡山県内の食材を使用した料理を提供し、食を通じて県北を始めとした岡山県の魅力を発信したい」という思いで、地域住民に月に一回ランチ提供を行う「月一ランチ」を実施、また、国家試験の合格を祈願したばら寿司の提供、地域の栄養教室の講師や料理コンテスト審査員を務めるなど、幅広く活躍をしています。
その他、RSK山陽放送夕方の情報番組「いまドキッ!」の「らくウマ☆キッチン」特別編に生出演、山陽新聞「ふるさと点描岡山学」のコーナーに学生で初めてとりあげられるなど、メディアにも多数出演しています。
様々な活動が認められ、2023年にはサークルからクラブに昇格し、活動の幅を増やして活発に活動しています。