学科トピックス
津山信用金庫との産学連携のもと、岡山県しんきん合同ビジネス交流会に出展
2026年09月16日 食物学科
9月15日(火曜)、コンベックス岡山で開催された「第20回岡山県しんきん合同ビジネス交流会」に、美作大学がブース出展しました。

当日は、食物学科教授の橋本博之先生と卒業研究に取り組む4年生2名が参加し、研究内容を紹介するパネルを展示。企業や団体の方々に、これまでの研究成果や今後の展開について紹介しました。
- 地域の食文化を研究から支える
今回紹介したのは、津山地域の牛肉文化に着目した卒業研究です。

パネルでは、「生食用牛肉の加工における微生物学的衛生管理に関する基礎研究」と「干し肉の風味及び品質改善に関する基礎研究」の2つの研究を紹介しました。
津山地域には、干し肉やそずり鍋、ホルモンうどんなど、牛肉を使った食文化が根付いています。研究では、こうした地域の食文化や牛肉の消費を背景に、生食用牛肉の加工条件や干し肉の品質・風味について検討しています。
生食用牛肉については、肉塊の深部まで一定の加熱条件を満たすための方法を検討し、今後は加熱条件を確定させた上で、成分規格や保存基準についても検証を進める予定です。

干し肉についても、調味料の濃度や風味、製造方法の改善を重ねながら、より良い品質を目指して研究を進めています。
- 津山信用金庫との連携を、地域との新たな接点へ
美作大学と津山信用金庫は、2014年に「産学連携の推進協定」を締結しています。協定では、産学連携の推進をはじめ、新規事業・新商品・新技術の創出、人材の交流と育成、セミナー・研究会・講演会などへの支援を連携事項として掲げています。
これまでにも、津山信用金庫の協力による金融リテラシー講座や、児童文化研究部の学生が参加する「つしんこどもマネースクール」、地域で福祉人材を目指す学生を対象とした「つしん福祉人材養成奨学金」など、学生の学びや成長につながるさまざまな取り組みを行ってきました。
今回のビジネス交流会への出展も、こうした産学連携のつながりを背景に、大学の研究と地域の企業・団体との新たな接点をつくる機会となりました。
ブースでは、橋本先生と学生が研究内容を紹介し、来場者との情報交換を行いました。学生にとっても、自分たちが取り組んでいる研究を学外の方に伝え、さまざまな立場から意見を聞くことで、研究を社会とのつながりの中で考える貴重な機会となりました。
美作大学では、これからも地域の企業や団体との連携を大切にし、学生の学びや研究を地域の課題解決や新たな価値の創出につなげていきます。
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