学科トピックス
食物学科4年生が津山工業高校の学生に食育講座
2024年11月15日 食物学科
11月12日(火曜)、食物学科の4年生2名が岡山県立津山工業高等学校で食育講座を行いました。
この食育講座は、津山工業高校で実施した生徒の食習慣のアンケート調査結果において、朝食の欠食や野菜の摂取不足など偏った食習慣がみられたことから、健康的な食事のポイントや食事選択の知識を楽しく学び、健康で自立した食生活の実践に活かすために高校・大学・保健所が協働して実施されました。
この日は津山工業高校ロボット電気科の2年生40名を対象に、50分の授業を行いました。19日(火曜)には建築科の2年生38名にも同様の授業を行います。
高校生たちに事前アンケートを取ったところ、朝食をごはん・パンだけで済ませている学生が半数近くいることが判明し、中にはまったく朝食をとらないという生徒もいました。
そこで、どのようなものを追加したら体に良い朝食になるか、自炊だけでなくコンビニで購入する場合の献立案も提示して高校生に寄り添いながらアドバイスをしました。
後半は各班に分かれて、バランスの良い朝食のメニューを考えました。
フードモデルをのせると瞬時に栄養価を表示する「食育SATシステム」を紹介すると高校生たちは興味津々で、数値を参考にしながら「食パンは一枚だと少ないかな?」「自分は少食だけどどんなメニューにしよう」など真剣に議論していました。
【食育講座を受けた学生の感想】
「しっかりした栄養バランスで食事をするのは、思っていたより難しかった。朝食でももう少し野菜や果物を取り入れようと思った」
「スライドを活用した講座で内容が分かりやすかった。ごはんに比べて、パンの栄養素が少ないことが分かった」
「一気に変えるのではなく、変える量は少しずつでいいということが分かった。バランスの良い朝食になるように心がけたい」