食物学科

11月22日(水)、本学食物学科の学生3名が、岡山県立津山工業高等学校で食育講座を行いました。

この食育講座は、令和４年度に保健所が実施した高校生の食習慣のアンケートで朝食の欠食や野菜の摂取不足など偏った食習慣がみられたことから、健康的な食事のポイントや食事選択の知識を楽しく学び、健康で自立した食生活の実践に活かすために高校・大学・保健所が協働して実施されました。

津山工業高校機械科の2年生39名、建築科の2年生40名を対象に、各クラス50分の授業を行いました。

事前アンケートから、朝食がパンと飲み物だけだったり、パンのみだったりする学生が半数を占めていることを提示し、どのようなものを追加したら体に良い朝食になるかアドバイスをしました。

自炊だけでなくコンビニで購入する場合の献立案も紹介され、高校生に寄り添った内容でした。

後半は各班に分かれて、バランスの良い朝食のメニューを考えました。

「スープに野菜をいれたらいいんじゃないか」「フレンチトーストは卵も牛乳も使うけど栄養的にはどうなのか」など、様々な意見を出し合いながら真剣に議論していました。

• 授業を受けた高校生の感想

「食パンに１品つけるだけでも栄養が大きく変わると分かったのでこれから意識していきたい」

「自分たちの普段の食事から分析して食育をするのは大変なことだし、１つ１つ食事や栄養の説明をしてくれてよかった」

• 講師を務めた学生の感想

「グループワークで小グループへの対応は年齢が近く話しやすかったが、クラス全体の授業を進めていくのは、様々な工夫が必要であると気づいた」