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学科トピックス

1年次セミナー~人材育成コンサルタント佐野佐知子先生からの講義~短大 幼児教育学科

2021年08月10日 幼児教育学科

短大 幼児教育学科1年次セミナーで、7月14日(水曜)と21日(水曜)の2日間にわたり、佐野佐知子先生を講師にお招きし「保育者をめざす学生のマナーと心もち」と題してご講話いただきました。
佐野佐知子先生は、株式会社天満屋の人材開発担当者として、ビジネスマナーをはじめ、リーダー研修等の人材育成に長年にわたり携わってこられ、現在は県内外の行政や企業、医療、福祉分野において、接遇研修指導を行っておられます。

 

佐野先生講義の様子

 

1日目、まず佐野先生は「マナーとは、心を形にして伝えることです。相手を大切に思う心をスマートな形で表現できるプロを目指して、豊かな人間関係を創造していきましょう」と始められました。そして、マナーの効果や役割、第一印象に関することを説明されました。表情の作りかた、おじぎの仕方や受け渡しかたなどの動作の仕方やマナーを教えていただいた後は、実際に学生たちがその方法を体験してみました。

佐野先生講義の様子

 

2日目は、あいさつや言葉使いに関するマナーを教えていただきました。あいさつから想いを伝えるために赤・黄・緑のカラーをイメージした、あいさつの仕方を教えていただきました。
元気のよい赤のイメージの「はい!」や、緑のイメージで落ち着いた調子での「はい。」など、学生たちも視覚的にイメージしながら口々に言葉にし、練習をしていました。そのほか、敬語の使い方や電話対応の仕方なども、具体的に教えていただきました。

 

佐野先生講義の様子

 

質疑応答の時間では学生から様々な質問が出されました。佐野先生は丁寧に返答してくださり、学生たちは多くの学びや気づきを得られたことと思います。

最後に佐野先生より「言葉使いやあいさつは、学生のうちから練習していくとそれが自分の財産になります。その財産は社会に出た時に必ず役に立ちます。失敗してもマイナスをプラスに変えてチャレンジしてほしい。」とメッセージをいただきました。

 

佐野先生講義の様子

 

「マナーは、自分の心もちや周りをどれだけ変えていくのかについて、改めて気づくことができました。普段から挨拶をするときにも意識して、ラッキースマイルを心がけたいです。」「マナーは、急いで身に付けていくものではなく、時間がかかって身に付いていくものだなと再確認したので、今から少しずつ身に付ける心がけを大切にしたいです。」「短大に入学して初めてアルバイトをしています。佐野先生に学んだことをいかしていきたいです。また、常に敬語を意識して、学びながら、自然と使えるように努力していきます。」などの感想から学生の心もちが現れていました。

学生たちには、今回学んだあいさつの大切さや気配りを表す言葉使いなどを、夏休みのボランティア実習の場で実践してほしいと思います!

 

 

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