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学科トピックス

短大 幼児教育学科~津山みのり学園佐古先生より社会福祉施設の役割について学ぶ

2021年06月25日 幼児教育学科

6月17日(木曜)短大 幼児教育学科1年生「実習指導」の授業で、社会福祉法人 津山みのり学園の佐古浩啓氏を講師にお迎えし、「保育士を目指すあなたへ~社会福祉施設の役割と福祉のこころについて」をテーマにお話いただきました。佐古氏は本学 幼児教育学科の卒業生で、現在、津山みのり学園で障害福祉サービス事業所の管理責任者をされております。
 

三宅先生講義の様子

 

例年、津山みのり学園へ見学実習に行かせていただいておりますが、この度は佐古氏へお越しいただいての講義形式となりました。

講義は「なぜ障害福祉を学ぶのか」という問いかけから始まり、保育者をめざす学生が子どもだけでなく、障害への理解が必要な事例を具体的に教えていただきました。そして障害者支援施設と障害児入所施設についてのお話もありました。津山みのり学園の紹介では学園全体として障害福祉部、児童福祉部、高齢福祉部からなる14事業所での福祉サービスの提供をしており、児童・障害・福祉の切れ目のない福祉を目指しているそうです。

 

佐古先生の講義の様子

 

そして、最後に「保育者に必要な資質とは接する相手を安心させる寄り添う姿勢であって、障害のある子どもに対しても一緒。障害福祉とカテゴライズして線引きするよりも学生のみなさんの方から知る機会をたくさん作ってみてほしい。」とメッセージを送られました。

 

質問する学生の様子 質問する学生の様子

 

佐古氏からのお話しの内容が具体的であったので学生の理解がスムーズなものであったことが、講義後の感想に表現されていました。その内容を要約すると、保育者の勉強に社会福祉はあまり関係のないものと思っていたが、関係深いものである事が分かった、というものが多くみられました。また最も多かったものが、現場で働くものとしては相手に「分かりません」という言葉は決して使ってはならない。それは相手を傷つけることになる。そのためにはしっかりと学んでいかないといけない、という事が学生にとって印象深く刻まれたようです。

 

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