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学科トピックス

「2025年度みまさかステップアップ研修会」高山静子氏をお迎えし開催!

2025年08月22日 幼児教育学科

8月9日(土曜)、本学の「みまさか幼児教育研究会」主催、「みまさか子育てカレッジ」共催で「令和7年度 保育・幼児教育ステップアップ研修会」を開催しました。

この研修会は美作大学短期大学部幼児教育学科が主体となり、平成16年から卒業後の教育と地域貢献を目的に保育や教育に関わるテーマで毎年実施しています。
本年度は、元東洋大学教授高山静子氏に「子どもの学びを支える保育環境づくり~人的環境を中心に」をテーマにご講義いただきました。幼稚園・保育園・こども園の保育者、子ども広場の支援員、行政関係者、学内の教職員および学生約80名以上が参加し、卒業生にとっても良い研修の場となりました。

高山氏は、長年にわたり保育の専門性を追求し、「保育者の専門性と獲得過程」を研究テーマとされた著書には『学びを支える保育環境づくり~ 幼稚園・保育園・認定こども園の環境構成~』(小学館)、『環境構成の理論と実践 保育の専門性に基づいて』(郁洋舎)、『子どもの把握と理解 保育の専門性に基づいて』(郁洋舎)など多数あり、保育の現場と研究の両面から、日本の保育の発展に大きく貢献されています。
高山氏が提唱する「保育環境をつくる」とは単に遊具やおもちゃを置いたり、部屋をきれいに整えたりすることだけではなく、子どもたちが自ら考え、行動し、主体的に遊びこめる環境を構成していくことを意味しています。保育者の専門性を高めることに焦点をおいた講演は参加者にとって、保育環境や子どもとの関わり方を見直すヒントを得ることができました。

また後半は高山氏も交え、参加者交流会「mimasakaほいくCafé」を開催しました。日頃の保育や教育、子育支援のあり方について語り合い、親睦を深めました。

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