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学科トピックス

卒業した先輩から後輩へ 実習を成し遂げるためのアドバイス

2025年05月23日 幼児教育学科

幼稚園教育実習(6月2日~6月27日)を目前に控えている幼児教育学科の2年生たち。
毎年この5月には、卒業生から実習の体験談やアドバイスを聞く時間を設けています。
今年は幼児教育学科を卒業し編入した大学生や専攻科の学生8人に、二人ずつ4回に分けて話をしてもらっています。
「身近な先輩から実習の実体験を聞くことで意識が変わり、貴重な学びになっています」と幼稚園教育実習担当のカルマール先生は話しています。

5月12日に話をしてくれたのは、今年幼児教育学科から専攻科へ進んだ学生の二人です。
「指導案を書いても思い通りにならないことがたくさん出てくるので、できるだけ多くの遊びを用意した方が良いです。得意なことを持っていると人気者になれますよ」
「できると思っていたことが難しい子どももいるので、子どもをしっかり観察して園の先生にもよく相談するのがおすすめです」などとアドバイスをしていました。
また、「ピアノは何曲用意しましたか?」という質問に対して、「季節の曲で“にじ”や“あめふりくまのこ”、そして“おはようやおかえりのうた”などを用意しました」と答えていました。
それに対して先生からは「しっかりと歌える曲を持つことも大切ですね」と助言がありました。

体験してこそ分かった先輩たちのエピソードの数々を、学生たちは真剣な表情で聞き、ノートを取っていました。
授業が終わった後も残って熱心に質問する姿が見られました。

授業風景

また、5月22日には幼稚園教育実習学内オリエンテーションが行われました。

「実習をさせていただくという謙虚な気持ちをもって実習をしてほしい。しっかり準備をして睡眠もとり、体調を万全にしましょう。子どもたちが主体的にあたま、からだ、こころで考えて遊ぶことができるように実践してきてほしい。失敗やつまづきは次のステップへの原動力になる。人と関わって自分を理解していって欲しい。」等、先生方一人ひとりから学生にエールが送られました。


これから始まる実習が、学生たちにとって成長の機会となり、未来の保育者としての道を切り開く一歩となることを期待しています。学生たちがこの学びと経験を活かし、愛情をもって子どもたちに接することができるよう、引き続きサポートしていきたいと思います。

 

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