幼児教育学科

10月30日(水曜)、本学多目的ホールにて2024年度第2回目の子育てカレッジ0～2歳児の親子ひろば「めばえ」を開催しました。

この度は短期大学部幼児教育学科2年生31名の「乳児保育Ⅱ」の授業の一環として、居原田洋子教授とカルマール良子准教授が担当し、子どもたちと保護者の方が遊ぶ姿をサポートしました。地域から親子12組（生後8カ月～2歳4カ月の15人の子ども）が参加くださいました。

みまさか子育てカレッジは、美作地域唯一の大学である美作大学・美作大学短期大学部が、平成24（2012）年の設立以来、地域・行政とともに、美作地域の子育て支援を行っています。子どもたちはおもちゃで遊び、保護者の方は、育児に関することなどを教員に相談できる場として、子どもにとっても保護者の方にとっても心地よい環境をつくっています。

会場には学生達が微細運動や粗大運動、感覚発達を促すコーナーなど設置し、各コーナーでは0～2歳児の指先の発達や運動能力、認識力や色彩感覚を配慮した手作りおもちゃを用意しました。

参加した子どもたちは、自分の興味や関心に応じて自由に遊びを選び、保護者の方や学生たちと夢中になって遊びました。学生達は、遊び込んでいる子どもたちの姿を観察し、メモを取りながら自分たちの学びにつなげていました。おむつ交換や授乳ができるスペースの利用もあり、保護者の方から「手厚いですね」「はじめて参加しましたが、たくさん遊ぶことができました」と感想をいただきました。

各コーナーで遊んだ後は、学生たちによるわらべうたによる親子ふれあい遊びや、スケッチブックシアターによる季節の歌を全員で歌いました。子どもたちは伸び伸びと体を動かし、愛情豊かな受容の下で、楽しいひとときを過ごしました。