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学科トピックス

幼児教育学科 「幼児の造形と表現遊び」の授業で「木育あそびひろば(附属幼稚園木育参観)」に参加

2023年10月19日 幼児教育学科

10月17日(火曜)、美作大学附属幼稚園で木育あそびひろば(木育参観)が開催され、幼児教育学科の1年生33名が「幼児の造形と表現遊び」の授業の一環として、園児たちと木育をテーマにした活動を楽しみました。当日は附属幼稚園の園児120名と保護者115名 計235名の参加があり、体育館アリーナや幼稚園の遊戯室などに分かれて木に触れ、木に親しむ活動が行われました。

 

木育ひろばの様子  木育ひろばの様子

 

木育とは、地域環境を守るために森を育み、木材を利用する良さを啓発する教育活動です。

本行事は「森・みどりがひろがる読み聞かせ支援事業」(第74回全国植樹祭 岡山2024記念事業)の一環として実施されました。幼稚園の園内と本学の体育館にたくさんの木のおもちゃが用意され、親子で遊びながら木と触れ合い学んでいただいたほか、学生達による木を題材にした絵本の読み聞かせや、中田稔教授による「玩具と木育についてのお話」と題した保護者向けの講演も行われました。

 

木育ひろばの様子  木育ひろばの様子

 

体育館には木製のジャングルジム「くむんだー」が組み立てられました。「くむんだー」は貫(ぬき)とくさびを用いた日本古来の建築方法を応用した大型木製玩具で、「木と木を組んでジャングルジムをつくる楽しさ」から木の素晴らしさや、活動の面白さについて学ぶことができます。

 

木育ひろばの様子  木育ひろばの様子

 

子どもたちは学生たちとともに真剣なまなざしで木のジャングルジムを組み立て、みんなで力を合わせて出来上がったジャングルジムに登って歓声をあげていました。

 

参加した学生たちは、

「子どもが、端材を使って自分の中で想像し、色々な形や大きさの木を組み合せて、それを保護者が貼り付けることで、想像したものを表現することができていると思いました」
「幼稚園の帰りの会で作ったものがどんなものなのかを発表することで友だちみんなに共有していました。友達がどんなものを作ったのか知ることで、次はこんなものを作ってみようなど創作意欲をかき立てることができると思いました」
「保護者と子どもが協力して一つのものを作ることで、さらに親子の関係がよいものになっていくと思った」
「木育の環境や場所によって知識や能力が高められていることが分かりました。また、出来た時の達成感や喜びを表現し、自己肯定感を上げ、「できる」を増やしていくことが大切だと感じました」
「できる子の中にも、苦手意識を持っている子どももおり、その子にはその子らしい木育遊びを見つけていました」

などの感想をもち、3・4・5歳児の創作表現する発達の姿を学ぶことができました。

 

 

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