幼児教育学科

10月13日(金曜)、短大幼児教育学科1・2年生「実践力養成講座」の授業で、数多くのあそび歌を創作して、全国であそび歌ライブの活動をされている、保育シンガーソングライター荒巻シャケ氏を講師にお迎えし、子どもたちが盛り上がる歌やコミュニケーション方法を教わりました。

短大幼児教育学科では、講義や演習などの授業の中に、さまざまな実践力が身につく演習や実技を取り入れたカリキュラムで、現場に即した幼稚園教諭や保育士の養成に努めています。

その中で、普段の授業で培った知識や技術のさらなる向上を目指し、毎年1回外部講師を招き、1・2年生全員が実技指導や講義を受ける「実践力養成講座」を実施しています。

手遊び歌や手袋シアターなど、たくさんのオリジナルソングをギターの演奏も交えながら教えていただきました。

また、過去に披露した際の子どもたちの豊かな発想力や反応を例に、「自分ならどう対応するか」を学生間でディスカッションする時間も設け、ご講義をいただきました。

学生たちは体を動かして一緒に楽しみ、時には真剣にメモを取りながら子どもたちとのふれあい方を学びました。

授業後には附属幼稚園の幼児を対象に、実際に披露しているところも見学させていただきました。子どもたちの心を掴む数々の手法に、学生たちから感嘆の声があがりました。

学生からは、「新たにたくさんの歌遊びを知ることができました。また様々な遊びに年齢は関係なく子どもたち自身が好きなように動いて表現していくことで、その遊びが学びに繋がるということが分かりました。」「保育の導入からの遊びの広げ方がとても印象的でした。私は導入で手遊びをしたら終わりという感じだったのですが、シャケ先生は導入から子ども達へ質問を投げかけるなど、応答的に遊びを広げておられたので、実習でも真似してやってみたいと思いました。」などの感想が寄せられました。

2年生は30日から保育実習が始まります。

この日学んだ多くの遊びと知識を、それぞれの実習先や今後の就職先で活かしてくれることを期待しています。