学科トピックス
幼児教育学科2年生が実習体験・試験対策など1年生へ伝承
2023年08月07日 幼児教育学科
7月19日(水曜)、短大幼児教育学科で「第2回 1・2年生交流会」を開催しました。
今回は2年生が1年生に向けて、初めて臨む保育ボランティアや前期試験対策などの学生生活について、自身の体験をもとにアドバイスをしました。
各グループのメンバーは、出身県や実習園、入学時オリゼミメンバーが同じなど、1年生と2年生が親しみをもちながら関係を深められるように4〜6人ずつに構成されていました。
2年生は、自分たちが実際に実習で書いた日誌を手に、実習中に身をもって感じたことや失敗談なども交えながら詳しく話していました。
また、手作りシアターを持参し、シアターを作るコツや子どもの前で実際に行った感想などを伝えていました。
1年生は、メモをとりながら先輩の話を真剣に聞いたり、子どもたちに人気の手遊びを伝授してもらったりして、保育ボランティアに役立つ情報を教わっていました。
参加した2年生からは、『自分も去年教えていただいたことを思い出し、先輩方のように少しでも1年生の不安を取り除くことができればと心がけて進行しました。1年生から質問されたことに答えていると、自分の経験を振り返り、言葉にすることができ、さらに経験を踏まえて今の視点で気づくこともあり、アドバイスをしながら学ぶことも多かったです』などの感想がありました。
1年生からは、『短大に入学して初めての定期試験や保育ボランティアを直前に、とても不安に感じていたけれど、さまざまなコツを優しくたくさん教えていただき少し安心できました』『先輩は1年しか違わないのに、保育の視点や語彙力が高く、憧れと尊敬を感じました。自分もそうなれるように、日々の課題や学生生活を楽しみながら頑張りたいと思いました』など、参加することで、前向きになれたり目標をもったりすることができたようでした。
この交流会は、学生の「縦の関係づくり(伝承)」を行うための取り組みで、学生が主体となって幼児教育学科の学生風土を伝承する場になっています。