幼児教育学科

1月27日(金曜)、幼児教育学科の1・2年生が「実習交流会」を実施し、2月13日(月曜)から始まる「保育実習Ⅰ（保育所）」に向けて2年生が1年生を激励しました。

この交流会は、保育所や施設、幼稚園でのすべての実習を終えた2年生が1年生に対して実習に向けての準備や心構えなどを説明し、1年生が初めて臨む実習への不安を軽減し意欲的に学ぶことができるようになることを目的に毎年行われ、幼児教育学科の学生による「縦の関係づくり（伝承）」を行うための取り組みです。

交流会は5～7人のグループに分かれ、2年生は、自分たちが実際に書いた指導案や実習日誌を手に実習中に身をもって感じたことや失敗談なども交えながら、詳しく話をしました。

また、自作の教材を持参し、制作のねらいや工夫した点、子どもたちに提示する時に気を付けるべき点など事細かに伝えていました。1年生はメモをとりながら先輩の話を真剣に聞いていました。

交流会の最後にはグループ毎に自作の教材や手遊び等の保育教材を活かした出し物を披露し、2年生の代表者から1年生へ「実習は大変ですが、たくさん貴重なことが学べるので頑張ってください。応援しています」「実習は体力を使いますので、体調管理には気をつけてください」など応援のメッセージを送りました。

そして、1年生からは「不安な気持ちがありましたが、先輩からの話を聞いて気持ちが楽になりました。実習を頑張ってきます」と感謝の言葉がありました。

交流会に続いて、就職・進学内定者による体験談・相談会も開かれ、公立保育園への内定者、児童養護施設への内定者、大学児童学科へ編入、専攻科介護福祉専攻へ進学者など、進路別にグループを作り、1年生はそれぞれの体験談を聞き、思い思いの質問をしながら将来の道をイメージしていました。