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学科トピックス

幼児教育学科、救急救命士より乳幼児の心肺蘇生法など学ぶ

2023年01月27日 幼児教育学科

1月17日(火曜)、短大幼児教育学科2年が「乳児保育Ⅱ」の授業で、津山中央消防署の救急救命士2名を講師としてお招きし、乳幼児の救急処置や心肺蘇生法などを学びました。

 

授業の様子  授業の様子

 

まず救命士の方より「小児に多い事故事例として『誤飲』があり、タバコや医療品、玩具などが原因となることが多い、またお風呂などでは静かに溺れるので注意が必要」と説明がありました。

誤飲してしまった場合の対処法として、「背部叩打法」と「胸部突き上げ法」の気道異物除去法があり、それぞれの正しい方法と年齢や状況に応じた使い分け方などの説明と実演がありました。

その後学生らはグループに分かれ、救命士の方に教えていただきながら小児の人形で気道異物除去法を実演しました。

 

授業の様子  授業の様子

 

その後、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法も学び、実際に保育現場で小児が誤飲してしまった状況のデモンストレーションを行いました。

救急通報を行う保育者、AEDを取ってくる保育者、心肺蘇生を行う保育者などの役割分担をし、声をかけ合いながら真剣に取り組んでいました。

 

授業の様子  授業の様子

 

救命士の方は「子どもは大きくなるにつれ行動範囲が広くなり事故のリスクが高くなります。保育士は子どもの命を預かる大変な職場だと思いますが、大切な命を守るために今日学んだことを今後活かしてもらいたいと思います」と学生に呼びかけました。

 

 

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