本文へスキップ
ここから本文です。

学科トピックス

幼児教育学科~児童養護施設従事者と交流学習~

2020年07月17日 幼児教育学科

7月14日(火曜)、幼児教育学科1年生が「社会的養護Ⅱ」(非常勤講師:立正青葉学園 副学園長 青木幹生先生担当)の授業で、『児童養護施設 立正青葉学園』で勤務する本学卒業生から体験談を聞き、交流学習を行いました。

体験談を話す様子

今回は、林真衣さん(幼児教育学科卒業/保育士/4年目)と土方亮弥さん(社会福祉学科卒業/児童指導員:社会福祉士/1年目)の2名が体験談を話しました。

体験談を話す様子

林さんは、社会人になり違う職種に就いていましたが、“いつか子どもとかかわる仕事がしたい”という思いがあったため、本学の幼児教育学科へ入学しました。そして、発達障害のある子どもを支援したいという目標ができたため現在の職に就いたという、これまでの経緯を話しました。
さらに、施設の概要や勤務内容、仕事や子ども達に対する思い、特技である絵を子どもに指導し、全国の児童養護施設が参加する展覧会で銀賞をとったエピソードなどを話しました。
また、子どもを指導する際には描いた絵を否定しないなど、指導の際に心掛けていることなども学生たちに伝えました。

体験談を話す様子

続いて土方さんは、学生時代に『里親・里子支援サークル』に所属しており、そこでの活動がきっかけで児童養護施設への就職を決めたというエピソードを話しました。
また、学生から社会人になって3か月間での心境の変化等を語り、「まだ3か月と短い期間ですが、大学生活での経験に助けられたことが沢山あります。大学生活で経験することに無駄なことはないので、一つ一つのことを意識し、目的をもって打ち込んでもらいたいです。これからも1日1日を積み重ねて、いつまでも子どもたちと笑顔でいられるよう頑張っていきたいです。」と学生たちへのアドバイスと仕事に対する思いを伝えました。

後半は、臨床心理士として勤務する安岡志保さんも加わり、班別に分かれて施設養護の実際について意見交換を行いました。

交流会の様子
交流会の様子

学生たちは、仕事内容や日々の生活リズム、勤務時間や仕事で心掛けていることなど、思い思いの質問を先輩へぶつけました。

参加した学生の感想
「先輩との交流の中で、保育園に努めるよりも子供と距離が近く長い時間一緒に過ごすため、一層愛着がわくという言葉が印象に残っています。子供たちの心に寄り添って支援できるようになると、とてもやりがいのある仕事であると感じました。」
「児童養護施設について知識がありませんでしたが、今日の学習でとても興味がわきました。教科書で学ぶだけではわからないことが聞けて良かったです。」
「以前施設見学をした際、子供たちも先生たちもとても活き活きとして楽しそうでしたので、またボランティアに行きたいと思いました。」

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧