学科トピックス
実践力養成講座 越智先生からのメッセージ~幼児教育学科
2020年10月23日 幼児教育学科
短大幼児教育学科では、普段の授業で培った知識や技術のさらなる向上を目指し、毎年1回、外部講師を招き、1・2年生全員が実技指導や講義を受ける「実践力養成講座」を実施しています。
今年度は『フィールド・オブ・ゆう』代表 越智正篤氏を講師に迎え、10月21日(水曜)に行われました。
越智先生は幼児体育のスペシャリストで、幼児向けの教室・指導者向けの講演会など親子参加型の子育て支援を行っています。
先生は【知覚動考~ともかくうごこう~】をテーマに「知って、覚えるだけではだめ!実際に動いて、次にどうするか考える。そのくりかえしが、成長するためには大切なこと。子どもは理屈抜きに、「ともかくうごこう」でないと成長していかない。運動あそびの中で『考える』癖をつける」と話されました。
そして、学生たちは先生と一緒に「ともかくうごこう」で運動あそびを体験しました。学生たちは子どもにもどって遊び、ときには指導の配慮点を考え、熱心に取り組んでいました。
「どうしたらいいか、わからなかったら、子どもの気持ちを考えてみる。そしていろいろやってみる、何回もやってみることをしてください。」
「上手くいかない経験は失敗ではなく、次に行くための発見です。子どもが困っている時やくじけそうな時に「次どうする?」と声をかけて見守ることが大切です。これを繰り返すことで子どもの考える力がつきます。」と話されました。
学生たちはコロナ禍で変更はあるかもしれませんが、これから保育所実習を控えています。ぜひ、今回学んだ多くの知識や手法を今後に活かしてくれることを期待しています。