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学科トピックス

短大 幼児教育学科~初めての実習にむけて保育者の役割を学ぶ~椋代文恵先生より

2022年07月12日 幼児教育学科

6月30日(木曜)、短大 幼児教育学科1年生が「実習指導」の授業に於いて、城北保育園の副主任保育士 椋代文恵先生を講師にお招きし、「だいすきを伝え合う保育~0.1.2歳児の保育と保育者の役割」と題してご講話頂きました。

この授業は、保育実習の目的、内容、方法を理解し、課題を持って実習することができるように、基本的な知識・技能だけでなく、職業人としての振る舞いやマナー等も学び、身に付けることを目的として行われています。

 

 

講義では、城北保育園の保育の一日の流れの中で、子どもたちに関わる保育士の様子をたくさんの写真とともにわかりやすくご紹介いただきました。

 

椋代先生は、複数担任で保育をしているため保育士間の連携が大切であること、そしてご家族との連携も大切であると述べられました。それをかなえるために、城北保育園では「『おはようございます』という明るい心」「『はい』という素直な心」「『すみません』という反省の心」「『わたしがします』という積極的な心」「『ありがとうございます』という感謝の心」「『おかげさまで』という謙虚な心」という六つの心を大切にしていると教えてくださいました。

 

講義の様子

 

その他にも、保育士として大切なことに、「自分を好きになること」「発想力を持つこと」「日常生活を大切にすること」を挙げられました。

事前にお渡ししていた学生からの質問にも、ご自身の経験談を交えながら具体的な例とともにお答えくださいました。

 

  講義の様子

 

最後は「自分だけでは保育はできない。保育現場の楽しさ、連携の大切さが皆さんに伝わればいいと思い今日はお話しました。」と締めくくられ、子どもたちに人気の手遊び歌を披露してくださいました。

 

講話を通して、保育園の役割や機能を理解したり、子どもと関わる仕事の喜びや魅力を感じたりし、保育者を目指す意識を高めることができました。

 

 

  • 受講した学生の感想

 

「困った時にすぐに聞き、素直に先生方のアドバイスを受けとめ、行動できるようにしたいと思いました。そして、子どものことを第一に考え、子どものために何ができるかを考える保育者になりたいです。そのために、「日常の生活」を大切にしたいと気持ちを新たにしました。」

 

「『自分の得意な所を伸ばすと、その人らしい保育ができる」という言葉が特に印象に残っています。苦手なことがあっても、園にはたくさんの職員がいるので、お互いに助け合いながら、尊重し合える保育を行っていると椋代先生から伺って、とても安心しました。そのためにも、自分の強みを見つけ、伸ばしていきたいです。そして、苦手な所も克服できるように、努力していきたいと思いました。」

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