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学科トピックス

短大 幼児教育学科~津山みのり学園佐古先生より障害福祉について学ぶ

2022年06月19日 幼児教育学科

6月16日(木曜)、短大 幼児教育学科1年生「実習指導」の授業で社会福祉法人 津山みのり学園の佐古浩啓氏を講師にお迎えし、「保育者を目指すあなたに~保育者の資質(福祉の心・感性)について~」をテーマにお話いただきました。佐古氏は本学 幼児教育学科の卒業生で、現在、津山みのり学園で障害福祉サービス事業所の管理責任者をされております。

 

講義の様子

 

講義はまず「なぜ障害福祉を学ぶのか」という問いかけから始まり、保育者を目指す学生にも障害福祉について一定の知識と理解が必要であることを具体例を以て教えていただきました。

津山みのり学園には「児童福祉部」「障害福祉部」「高齢福祉部」からなる幅広い方を対象とした事業所について、そのすべてにおいて切れ目のない福祉が提供できるような体制づくりをされていることについて等、スライドでわかりやすくお伝えくださいました。学生は、福祉施設への理解を高めたり、実習に向けたイメージをもったりすることができました。

 

講義の様子

 

質疑応答では「幼児教育学科から福祉の道に進もうと思われたきっかけはなんですか?」「障がい者の方と接するにあたって気を付けることはありますか?」「障害と病気はまた違うものなのでしょうか?」など1年生らしい質問があり、それぞれにご自身の経験談を交えながらの丁寧なご回答をいただきました。

 

     質疑応答の様子

 

最後に「障害福祉とカテゴライズして線引きするよりも、学生の皆さんの方から知る機会をたくさん作ってみてほしい。」「社会全体の課題である、障害によるバリアやハードルがなくなること=障がい者という言葉が本当の意味でなくなる未来を一緒に作っていきましょう。」とメッセージが送られました。

 

学生からは、「子ども、障がい者、要介護者にも人権があるので、人権を尊重することの大切さを改めて学ぶことができました。」「今回の講話をと通して感じたことや保育者という役割を直接体験できる実習などの機会を大切にし、自分と向き合いながら福祉の心を高めていきたい。」などの感想があり、今後の目標をもてたようでした。

 

 

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