保育園の役割と保育の魅力・心持~有富裕子先生からの講義~

2020年07月20日 幼児教育学科

7月7日(火曜)七夕浴衣登校の日に、幼児教育学科1年生が「保育者を目指すあなたへ~保育園の役割と保育の魅力・心持」と題した有富裕子先生の講義を受講しました。講師の有富裕子先生は社会福祉法人城北保育園にて主任保育士を長年務められており、現場保育士の経験も豊富で、さらに本学卒業の大先輩です。

講義をする有富先生と受講する学生の全体写真

有富裕子先生は「うれしい先生」と題した保育園の1日のスライドをもとに、保育現場の子どもの姿と保育の実際についてと子どもの成長の喜びや保育の魅力などのお話をされました。

受講する学生の全体写真

講義後半では、「子どもに好かれる保育者や、子どもに憧れを感じもらえるようになるには」など、学生から有富先生や園の先生への質問リストに答えてくださいました。
有富先生は最初に、「質問の内容と量の多さに驚きました。保育について一生懸命考えてくれていることが伝わってきました。」と述べられ、質問リストからいくつかの質問について丁寧に話されました。

質問をする学生の様子
質問をする学生の様子

学生からは、有富裕子先生に講話を頂き、
「保育の現場の声を聞くことができ、とても貴重な経験となった。」
「有富先生から『誰にも負けないほど仕事をした経験が底力となる』とお聞きし、私も実習や実際に保育者になった時に自分にしかできない何かをもって保育に望めるように、これからの2年間で学び身に付けていこうと思う。」
「どんなに小さなことでも意味があり、子どもたちの成長につながっている。その成長のために自分には何ができるのか考えながら子どもたちと関わっていくことが大切だということがわかりました。」
「実習は正直不安ですが、自分の成長のためだと前向きに考えて、保育者として成長して行けるようにした。今日のお話を生かして、理想の保育者像に近づけるように、頑張ります。」
などの感想がありました。

講義をする有富先生と受講する学生の全体写真

今年度は、保育者を目指して入学してきた1年生ですが、コロナ禍で学外実習や演習科目など、これまでのように行えない状況にあるため、学生は実習への不安を強く感じています。
このような状況のなか、長年経験を積まれている有富裕子先生のお話を聞き、これから臨む保育園(所)での実習に向け、実習に取り組む姿勢や子どもたちとの具体的な関わり方などの理解を深めました。

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