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幼児教育学科1年生~児童養護施設で働く先輩方と交流学習~
2019年07月19日 幼児教育学科
7月11日(木曜)、幼児教育学科1年生が「社会的養護Ⅱ」の授業で、「児童養護施設 立正青葉学園」で勤務されている本学卒業生の先輩方から体験談をお聞きし、交流学習を行いました。
また、この日は本学の夏の風物詩『七夕浴衣登校』の日でもあり、担当非常勤講師の青木幹生先生や卒業生、学生たちは浴衣を着て楽しく賑やかに授業を行いました。
まず幼児教育学科卒業生の2名が、児童養護施設へ従事しての体験談を発表してくださいました。
- 畝本 愛美さん(幼児教育学科卒業/立正青葉学園 保育士 勤務3年目)
畝本さんは元々子供が好きで、友人からのある言葉がきっかけで施設にいる子供たちのために働きたいと思うようになりました。そして、保育士でも児童養護施設の職員になれることを知り、短大で授業を受ける中でその思いがさらに強くなり児童養護施設に就職しました。
社会人になって1年目、2年目に感じたこと、辛かったこと、それを乗り越えた話や、学生時代にもっと学んでおけば良かったと思うことなどを学生たちに伝えました。
また、仕事では、子どもたちとの関係作りが重要で、家事支援や日々の準備等でなかなか時間が取れない中、できるだけ遊びの中で関係作りをすることを大切にしていると話されました。
- 黒田 丹衣奈さん(幼児教育学科卒業/立正青葉学園 保育士 勤務1年目)
黒田さんは、立正青葉学園で施設実習を行う中で魅力ややりがいを感じ、就職したいと思ったこと、今年の4月から社会人になって感じたことや苦労したこと、社会人としての立ち振る舞いの難しさや、自分の行動に責任が伴うことなど、身をもって体験したことなどを学生たちに伝えました。
また、仕事では、一人一人の特性を学び視野を広げ、寄り添った支援をしていくことを目標にされており、いつでも子どもたちの前で笑顔でいれるように、リフレッシュの方法などもお話しされました。
体験談の発表後は、発表した2名に、同じく幼児教育学科を卒業し立正青葉学園に従事する職員2名が加わり、班別に分かれて学生たちと交流学習を行いました。
学生たちは体験発表を聞いて質問してみたいことや施設での暮らしや支援内容などについて、思い思いの質問をし、授業終了時刻いっぱいまで先輩方の話に聞き入り、学びを深めました。
- 参加した学生からの感想
「デリケートな心をもった子供たちと一緒に生活をするのは大変だと思うけど、成長を見守ることができることにやりがいを感じられると聞き、心に響きました。私も先輩方のような保育士になりたいと思いました。」
「この2年間で学ぶことは、どれも大切で後々役に立つことばかりと話を聞き、頑張ろうと思いました。今後の実習でも多くの子供たちと関わり、少しづつでも知識や技術を身につけていきたいです。」
「わからないことが多く、施設実習に対して不安が大きかったのですが、今日の話を聞いて気持ちが楽になりました。」
「聞きたかった質問を聞けれて良かったです。私も施設実習に行き職員の方がおっしゃる「楽しさ」を感じてみたいと思いました。今日のお話を今後の大学生活に生かしていきたいです。」