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実習を通して、肌で感じたことを伝える~短大幼児教育学科1・2年生が実習交流会~
2018年12月17日 幼児教育学科
12月11日(火曜)、短大幼児教育学科が『実習交流会』を実施し、1・2年生157人が参加し、それぞれの立場で語り合いました。
この交流会は、「保育所実習」「幼稚園実習」「施設実習」のすべての学外実習を終えた2年生が、1年生に対し、学校で学んでいることと実習とのつながり、実習に向けての準備や心構えなどを説明し、1年生が初めて臨む 保育実習Ⅰ(保育所)への不安を軽減し、見通しをもって事前準備をし、意欲的に学ぶことができるようにするために実施しています。
5~7人のグループに分かれ、2年生が説明したり、1年生が質問したりと活発なやり取りがされていました。
2年生は、自分たちが実際に書いた指導案や実習日誌を手に実習中に身をもって感じたことや失敗談、子どもとかかわる教育・保育の魅力にわたるまで詳しく話をしました。
また、ペープサートなど自作の教材を持参し、制作のねらいや工夫した点、子どもたちに提示する時に気を付けるべき点など事細かに伝えていました。
2年生が持参した教材の中には、ペープサートの他に、子どもたちが今何する時間か一目で理解できるように、わかりやすい絵と大きな文字で描かれた絵カードや、子どもの年齢や発達に合わせて実演できる紙皿シアターや手袋シアターもあり、先輩たちの子どもたちに対する情熱が感じられるものばかりで、1年生はメモをとりながら、熱心に聞いていました。
2年生にとって、自分自身の実習での経験、意見や感想を言葉にして伝えることで、自分の保育観を明確にし、教育者・保育者として資質・力量を高めていき、今後の学びにもつながっています。
最後にそれぞれのグループごとに情報の共有ができるように、代表者が発表しました。
在学生のほぼ全員が幼稚園教諭や保育士をめざす幼児教育学科では、学外での様々な実習を、日ごろの学びの集大成として、実践力の養成をめざす「学科教育」のもっとも重要な目標として位置づけています。