教育方針

学科長からのメッセージ

子どもたちは様々な経験をして成長していきます。
子どもの生涯にわたる人間形成のうえで重要な乳幼児期に、一人一人の子どもの可能性や能力を引き出せる質の高い保育が今、求められています。

本学では、子どもをめぐる環境が複雑化する中で、子ども理解を深め、子どもの幸せを考えることができるように、理論的な裏付けをもとに実践的に学んでいきます。また、子どもの育ちを支える保育士や幼稚園教諭になるために、充実したカリキュラムと教職員の支援により「対話」の積み重ねをし、多様な専門領域の観点から多角的に学びを深めていきます。

50年以上の保育者養成の伝統をもつ本学で、いっしょに学び、子どもとつながり、子どもに生きる喜びと力を育む保育・幼児教育の専門家をめざしてみませんか?

みなさんの夢の実現を全力でサポ-トします。

幼児教育学科学科長 居原田洋子 准教授

写真:幼児教育学科学科長 中田稔

教育目的・目標

保育・幼児教育についての専門的な知識や理論を修め、実践力と研究する姿勢を身につけ、併せて、子どもおよび子どもの文化の理解に基づき、次代を担う子どもたちの人間形成に寄与する支援力をそなえた保育士・幼稚園教諭の養成を目的としています。
この人材養成の目的を達成するために、次の4点を教育目標として掲げています。

  • 子どもや障がい者の人権を尊重し、共に学ぶ姿勢や態度を養う。
  • 附属幼稚園との連携を通して、より実践的な教育や支援ができる能力を養う。
  • 豊かな表現力とコミュニケーション能力を養う。
  • ボランティア活動等を通して、地域の環境や文化に関心をもち、その改善や向上に努力する姿勢を養う。

アドミッション・ポリシー

  • 保育、幼児教育、子育て支援、障がい者支援についての専門的な知識や技能を学び、地域社会に貢献したい人
  • 自己を見つめ、積極的に自己研鑽できる人
  • 子どもや子どもを取りまく人々との協働をめざし、皆とコミュニケーションのとれる人
  • 高校までの基礎的学力を身につけ、幅広い視点から物事を考える人

ディプロマ・ポリシー

幼児教育学科では、卒業後職場において力を発揮できる保育者養成のため、保育者として求められる知識や技能・実践的な能力の修得及び社会人として求められる広い視野、コミュニケーション能力や思考力を養うことを目的とした教育課程(専門教育科目、教養・基礎教育科目)について、学則に定める所定の単位を修めた学生に卒業を認定し、学位を授与する。

カリキュラム・ポリシー

幼児教育学科は、子どもに寄り添い、よりよい支援を行うための専門的な知識や技能・実践的な能力を身に付けた保育・幼児教育の専門家としての保育士・幼稚園教諭の養成を目的として、以下のように教育課程を編成している。

  • 広い視野と基礎的能力を身につける教養・基礎教育科目
  • 保育・幼児教育の本質・目的に関する科目
  • 保育・幼児教育の対象の理解に関する科目
  • 保育・幼児教育の内容・方法に関する科目
  • 保育・幼児教育の表現技術に関する科目
  • 保育・幼児教育の実習に関する科目

美作大学短期大学部のアドミッション・ポリシー、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーは、短期大学部概要ページをご参照ください。