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学科トピックス

児童学科2年生、現役校長による講義で教職理解を深める

2024年06月25日 児童学科

6月11日(火曜)、大学児童学科2年の小学校教員養成コース学生が、「教職論」の授業で、勝央町立勝間田小学校の御藤善子校長より、「私の歩んだ道のり」と題した講義を受けました。

 

講義の様子

 

本取り組みは、昨年度より始まった「MIMASAKA METHOD 津山市教育委員会と連携した中山間地域教育力向上プログラム」事業の一環で、教職を希望する学生が、中山間地域が有する課題への理解を深めるとともに、教職の果たす役割、働きがい等を学び、自信を持って教員の道を進むことのできるバックアップを行うことで、学校現場や地域を見る、知る機会を学生に提供することを目的としています。

<プログラムの詳細についてはこちら>

 

御藤先生は、大学卒業後、講師・小学校教諭となり、教育委員会や教育事務所等で務められた後、現在の校長職に就く経験の中での心境の変化や、それぞれの時代で起きた転機となる出来事、心に残っている言葉などを包み隠さずお話しいただきました。

 

講義の様子

 

大学時代は「なんでも興味関心を持って積極的に行い、感性を磨いてほしい時期」と学生たちに語られ、小学校で勤務を始めたばかりの際に上司に言われた「『自分のことができて半人前、人のことが出来て一人前』という言葉は今でも心に残っている。」といった話をしてくださいました。

 

また、これまで小学校で対応してきた児童や保護者の事例や実践した教育方法、考え方が変わった言葉などの話もしてくださいました。

 

過去に努められた小学校で本学食物学科と連携事業を実施されており、そのエピソードについてもお話してくださいました。<連携事業の様子はこちら>

 

講義の様子

 

授業の話では、「教材研究が命、児童から『わかった!できた!』の声が聞こえる授業を目指してほしい。教科書を教えるのではなく、教科書で教えるようにしてほしい。」などと話されました。

 

最後に、「うまくいくことばかりではないが、諦めずに学び続ける教員へ、念ずれば花開きます。」と学生たちへメッセージを送られ、学生たちはこれから目指す教師像などを思い描きながら御藤先生の話を真剣に聞いていました。

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