真庭市の津黒高原キャンプ場にてキャンプ実習を行いました

2017年10月17日 食物学科児童学科

レクリエーション実技・実習を履修する児童学科と食物学科の4年生54名 が9月23日~24日に、真庭市の津黒高原キャンプ場にてキャンプ実習を行いました。

この実習で、小学校教員や保育士、幼稚園教員、中・高家庭科教員を目指す学生が、将来教員として現場に出た際に野外活動の指導ができるよう、その手法や楽しみ方などを学びます。

 

写真:カワハギをする学生たち

 

写真:森でハンモックに揺られる学生

 

1日目は、環境学習の達人や木こりの方による指導の下、木の伐採、木の枝打ち、皮はぎ、笹がりなどを体験しました。普段手にすることがないチェンソーやノコギリを使って、安全面に配慮しながら作業を進めていきました。その他にも、ハンモック体験では、ゆらゆらと揺れるハンモックに身を任せ、森の匂いや頬に当たるそよ風の感触や音など、五感を使って自然を感じることで感受性を高めていきました。

写真:竹を切る学生​​​​​

 

写真:竹で作った箸を持ってポーズする学生たち

 

食事の時間には、食物学科の学生が作った野菜カレーとバターチキンカレーを児童学科の学生が作った竹のお皿に盛りつけ、みんなでいただきました。

夕食後は、ナイトウォークやキャンプファイヤーを行いました。その他にも、黒文字の木から煮出す黒文字茶作りや、ワインに生のフルーツを入れ温めるホットワイン作りに取り組み、大自然を感じながら1日を過ごしました。

そしてその後、テントで眠りにつきました。

 

写真:茂みで人工物を探す学生

2日目は、ネイチャーゲームを行いました。茂みの中に洗濯バサミや木の茶たくなどの人工物を隠してそれらを探す“カモフラージュゲーム”や、蜂の飛ぶ音や川のせせらぎをなどの音を基に地図を作成する“サウンドマップ作り”などに取り組みました。サウンドマップ作りは、山の中と里山の2つの場所で行い、それぞれの特性を基に地図を作成して、豊かな自然の持つ様々な表情を楽しみました。

 

レクリエーション実技・実習の授業では、キャンプ実習の他にも、グランドゴルフ、フォークダンスのニュースポーツや、フラワーアレンジなどの芸術文化活動、カード作りなどのクラフト体験をして、レクリエーションを多角的に学んでいます。学生は、これら実技の講義の他、座学の講義を通して、レクリエーションインストラクターの資格を取得します。

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