児童演劇専門劇団「劇団風の子」による公演が行われました

2017年07月17日 児童学科

7月12日、本学にて、児童演劇専門劇団「劇団風の子(中部)」による公演が行われ、児童学科保育士・幼稚園教員養成コースの4年生と津山中央児童館の親子クラブが、伝統遊びや芸能を織り交ぜたお芝居を観ました。この公演を通して、幼稚園教諭や保育士を目指す学生が、プロの劇団の表現力・想像力を体感するともに、子どもと一緒に観ることで、子どもがどのようなところに興味を持ち、どのようなところに反応するのかを学びます。

公演では、お手玉やなわとび、傘まわしなどの昔遊びや、わらべうたなどを盛り込んだ作品『ぱらりっとせ』が披露され、参加者は躍動感のあるお芝居を楽しみました。学生は、プロのお芝居を食い入るように見ながらも、子どもたちの「うわぁ」といった歓声や、かくれんぼのシーンで盛り上がる様子など、子どもたちの反応をしっかりと体感していました。
公演の写真公演の写真

公演の写真公演の写真


観劇終了後には、『ぱらりっとせ』を製作した西川典之さんによる表現のワークショップが開かれました。円形に並んだ学生が順番に手を握りあって互いの感覚を伝え合う伝言ゲームや、グループの仲間と一緒にするお手玉など、多彩なワークショップを通じて、保育の現場で子どもと接するときに重要となる「受け止めて返す“受信と発信”」のコミュニケーションを学びました。
ワークショップの写真ワークショップの写真


この公演は、実践的に保育について学ぶ授業「保育・教職実践演習」の授業の一環として実施されました。学生は「お芝居では、プロの演技にその世界観にひきこまれました。すごく貴重な体験ができました」と話していました。

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